黒部~立山~信州呑み歩きの旅

2014年9月は信州への旅。

去年はサイトウキネンフェスティバル北アルプス三蔵呑み歩きと行った。でも、今年はサイトウキネンのチケットが取れなかったこともあり、呑み歩きと黒部ダム、立山への旅にしてみた。

結論としては、サイトウキネン行きたかったけれど、黒部立山~室堂の散策で感じた空気や風景も抜群に美しいものだったし、こういう信州もいいなというところ。まったくもって素敵な場所過ぎる。

松本のこういう街並みが好き
松本のこういう街並みが好き
松本の居酒屋で信州の味を堪能
松本の居酒屋で信州の味を堪能

初日は金曜日の午後に松本まで移動して、その日は松本に宿泊。とりあえず泊まれればいいやって松本ツーリストホテルを選択してみたのだが、本当に泊まるだけの滞在じゃないとしんどい感じのホテルだった。厳しい。

夜はいつも行っている地元の人が集まる居酒屋にて馬刺しを食べたり、山賊焼きをつまんでみたり。そしてなんといっても日本酒のうまさ。

大信州のレアなお酒が飲めるのだが本当にしみじみと心の底から美味いと思えるものなのです。

翌日は松本から大町を抜けて黒部ダムの玄関口になっている扇沢まで。

扇沢から黒部ダムまではトロリーバスで移動。なんだか先入観として「すごく混んでいる」という印象をもっていたのだけど、紅葉シーズン直前だったこともあり、週末なのにそれほど混でもおらず並ぶこともなく移動できたのは意外だった。こんなのだったら、もっと前から気軽に来ていればよかった。

圧倒的な迫力の黒部ダム
圧倒的な迫力の黒部ダム

立山立山黒部ダムは圧倒的な巨大さで、こんな山奥の場所に巨大な構造物を建築しようと思ったなと、この途方もないプロジェクトに圧倒される。

ダムから放水される水は、スローモーションのようにみえて、朝陽に照らされて映し出された虹も含めてこれがインスタレーションとしての表現のひとつのようでもある。僕はものすごい高所恐怖症なんだけど、それを忘れるくらい感動した。

そして、呑み歩きとともにこの旅のハイライトとなったのは、室堂まで行ったこと。立山連峰のなかをトンネルで抜けて、こんなに気軽に富山県まで出ちゃったのかと驚くとともに建物からでた風景に圧倒された。こんなにも現実と離れた美しい自然のなかに、こんなにも簡単に来ることが出来るなんて、日本の技術に感動する(値段はかかるけれど)。

みくりが池、湖面に立山のリフレクションが美しい
みくりが池、湖面に立山のリフレクションが美しい
みどりが池
みどりが池

立山室堂周辺はとてもよく整備されたトレッキングコースがあるので、ここを散歩(まさに散歩くらいのノリで)するだけでも、普段の生活から離れてリフレッシュできるのが自分のなかで経験として残る。

こういうのは、うまく説明できないけれどいいなって感じる。

呑み歩きは楽しすぎる
呑み歩きは楽しすぎる

ちょっと浮き足だった感じで大町まで戻ってきて、そのまま呑み歩きに参加。去年に続いて(実はもうその前から来ているけれど)、来たのだけど三つの酒蔵がそれぞれの特色をもっていて、美味しいし、お酒の味にきれいな色をもっているなって思う。

今年も白馬錦のお酒が抜群に美味しかったなあ。高いワインを楽しむのもいいのだけど、日本の空気にあっている日本酒は値段以上の価値があると思ってしまう。本当に幸せを感じる時間。

食事は大町商店街にある「わちがい」という和風レストランにて。雰囲気重視の居酒屋みたいなものかと思っていたら、本物のお屋敷の座敷にとおされて、庭をながめながら、まるでこの家の客人のように料理を楽しむという本格的にすすごい場所だった。でも、料金は手頃という素敵さ。何度リピートしても、新しい発見がある町って好き。

わちがい

呑み歩きで、したたかに泥酔してしまい、翌日は午前中には帰り支度をして帰宅したのだが、これからも、このまま自然や美味しいお酒が楽しめる世界がつづくといいなと思う旅行となった。

立山

この旅の記録:黒部~立山~信州呑み歩きの旅


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