2013年11月の晩秋はタイのチェンマイで過ごしてきた。旅の目的はロイクラトンのお祭りに参加してみること。2010年にも行ったことがあるのだが、そのときと比べると随分と日本人が増えたし、メジャーなお祭りなんだなあ・・と思う。まあ、それだけ美しい幻想的なお祭りなのだが。

バンコクまではユナイテッドのバンコク便で行って、スワンナプームからドンムアン空港まで移動したら1日目が終わってしまった。泊まったのは4月の旅につづいてアマリ ドンムアンホテル

ジーンズでカジュアルなスタイルのCA

翌日は朝からエアアジアでチェンマイに移動。もう旅の移動にLCCが普通に組み込まれるようになってきていて、旅のスタイルが随分と変化してきているのを自分の体験として実感する。

チェンマイでは古い伝統的な家屋が暖かいタニータハウスに宿泊。

ここは小規模なゲストハウスで、タイという国をよく知るためにはとてもいいところだと思うけれど、快適なホテルライフを過ごしたいのであれば全然おすすめできないところだ。

僕の旅は前者の要素が強いので(でもまあ、できればどちらもなんだが)、タニータハウスでの宿泊はとても印象に残ったのだが、水回りとかの不便さを考えると万人受けはしないかも。

タニータハウス
ワットチェディルアンにいた仏像

チェンマイでは、カオソイを食べて旧市街を散歩してセラドン焼きを買って・・・という、僕がチェンマイに来るとよくやるパターン。

うだるよな暑い午後の昼下がりをワット チェディの木陰にあるベンチでうだうだしている時間が、もっとも優雅で最高に贅沢な旅の過ごし方である。

これは、この場所でしかできない体験だものな。

3日目の夜はロイクラトンのお祭りに参加すべくツアーに行ってみた。

前にきたときよりもだいぶ洗練された様子になっているのは、まあ前より倍以上高いツアーだからなのかも。洗練されていて安全に楽しくコムロイをあげることはできるけれど、圧倒的な光量という点では前回の地元向けイベントの方が美しかったかも。

ロイクラトンフェスティバルでの圧倒的なコムロイの光量

4日目は朝にチェンマイのワロロット市場で朝食をたべて、まだ朝でみずみずしい花市場を巡って歩いた。この朝の風景もチェンマイでもっとも好きな風景のひとつだな。

シャンハイマンション

午後にはバンコクに移動して、今回はヤワラートのシャンハイマンションに投宿。おしゃれなブティックホテルだけれど窓のない閉塞感と、なにげに不便な交通手段から考えると・・一度泊まれば充分かなという気もする。

夜はバンコクに住んでいる友人とアソークのターミナル21で飲んだくれてしまって、あまり記憶もなくタクシーでなんとかホテルに戻ってきた。

翌5日目はもう帰りの日。早朝のユナイテッド便でつらい・・。それにしても、ユナイテッドのバンコク便が休止になってしまうのは痛手すぎる。そろそろバンコクを含む東南アジアとの縁が遠くなっていくのかなあ・・と少し寂しい気持ちで日本に戻ってきた。

この旅の記録はこちら:ロイクラトンの旅 2013年


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