今回泊まっているタニータハウスの朝食はおいしいのだが、ちょっと飽きたのでピン川をはさんで反対側にあるワロロット市場(Waroros Market)へ行って朝食を食べつつお土産物を探してきた。この市場の歴史は古くて、だいたいはチェンマイで市場というと、こちらのワロロットということでいいんじゃないだろうか。中華圏の影響があり、中華街でよくみかける門が市場の端に建っている。

ということで市場の屋台もその影響があり、お粥の屋台が出ていたのだが、これがまた美味しくてチェンマイにきて最も印象深い朝食だった。客足が絶えることなくあったので、地元でも人気なんじゃないかと思う。美味しいということは世界共通の価値観じゃないかと思う。この市場はターペー門からものんびりと裏通りを歩くと15分くらいのところなので、朝の散歩がてらにきてみるのもいい。

お粥の屋台

また、この市場に来るには朝がおすすめな理由があり、ピン川沿いのお店には沢山の花屋が開店したばかりで美しい朝の光景を作っている。タイでは車のなか等でみかけるジャスミンの花輪がたくさん出ていてみずみずしい香りが気持ちいい。

ほかにも名前はよく分からないけれど鮮やかな色彩があちこちにあって、花を買うことはできないけれど歩いてまわっているだけでも充分に楽しいのでおすすめ。この大きな蓮の花とかも迫力あるよなあ。

チェンマイでの手軽な配り土産としておすすめなのはドライフルーツ。市場にはいくつかお店があって、店ごとに品質や品揃えが結構違うので、あれこれ試食してから買ってみるのがいいと思う。小さく包装されたものでひとつ100円くらいのものから、大きめのものもまでさまざまある。

ドライフルーツはさまざまなものがある

逆におすすめしないのはお茶のたぐい。中国茶なども売っていたりするのだが、どうにもまずくてまさに「安かろう、悪かろう」というものだった。紅茶も同様。こればかりはちゃんとしたところで買うか、そもそもタイで買うようなものじゃないのかもしれない。

買い物から食事、観光まで見所が多い市場なのでチェンマイにきたらぜひ。

ワロロット市場(Waroros Market)


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