フランクフルトをトランジットで小旅行
年末年始をブラジルで過ごすにあたってトランジットはフランクフルト経由。
行きはフランクフルトで8時間くらいの時間があったので、街へ少し散歩に出てみた。
フランクフルトに着いたのはたしか15時くらいで、リオデジャネイロ行きのフライトは23時くらい。
なので、実質の滞在時間は6時間くらいといったところなのだが、それでも充実したトランジット旅になったと思う。
フランクフルトのいいところは、空港から街まで鉄道で10分程度というアクセスのよさだよな。これが他の都市だと街までの移動で疲弊してしまうもの。
空港について、まずは入国。入国するときに「トランジットなんだよね」といったら、係員に出発に遅れずに戻って来いよ!っていわれながらパスポートにスタンプを押してもらう。
空港では手荷物預かり所でノートPCとかまで預けてしまい、身の回りのものを必要最低限まで小さくする。
フランクフルト空港はヨーロッパ有数のハブ空港なのでかなり大きいのだが、機能的にデザインされているのであまり迷うことはない。
ATMで100ユーロくらいおろして旅の資金を調達して、Sバーンに乗り込んで街中へ向かう。
Sバーンは近郊鉄道路線なのだけど、ゾーン制の料金体系となっている。僕はどうせ何回か乗るだろう思ったので1日有効券を購入。
1日3回くらい乗ればもとがとれる感じ。ちなみに、切符のチェックは結構しっかりされる。今回は空港から街中へ向かうSバーンの車内で検札された。
まず向かったのはフランクフルト現代美術館。
SバーンでFrankfurt(M)Konstablerwache(コンスタブラーヴァッヘ)駅まで向かって、そこから徒歩数分のところにある。
街中にある小さな美術館だけど、展示内容や展示方法含めてすごく質の高い美術館だと思う。
僕としてはジェームス・タレルの作品に出会えたのがラッキーだったな。
ちょっとした小さな作品も含めて楽しい美術館。
そのあとは猛烈な空腹にみまわれたので、Sバーンに乗ってアドルフ・ワグナーというドイツ料理のお店までいってみる。旅行時期が年末年始だったこともありクリスマス休暇で休みになっているレストランが多いなかでやっていたのはありがたい。
お店の周囲はわりと静かな通りなのだけど、なかは会社帰りの人たちや家族連れで賑わっている地元のレストランといった感じ。ここではドイツビールではなくて、オリジナルのりんご酒(Apfelwein)と骨付き豚のかたまり肉を焼いたシュバイネハクセ (Schweinshaxe)。
りんご酒を飲みながらドイツの雰囲気を感じて待っている間に幸せを感じる。出てきた料理もまさにドイツ料理っていう感じでボリューム満点。楽しいレストランだと思う。
そんな感じで過ごしていると、あっという間に時間は過ぎてしまい空港へ戻る頃。フランクフルト空港に戻って、出国したあとは空港のなかにある長いすでごろ寝をして出発までの時間を過ごした。
短い滞在ながら充実した久々のヨーロッパ旅だったなあ、というところ。
この旅の記録:フランクフルト トランジット旅
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