フランクフルト現代美術館へいってみた

Sバーン Konstablerwache駅前

フランクフルトでトランジットに時間があって、どこかひとつ観てみたいと思ったときに選んだ美術館はフランクフルト現代美術館。

街中にあってアクセスしやすそうだったし、ここでしか観られないものがありそうだったから。

フランクフルト空港からだと、SバーンのS8かS9でハーナウ方面に乗って20分くらいのFrankfurt(M)Konstablerwache(コンスタブラーヴァッヘ)まで。10~15分間隔で運転している。とくに治安の悪さは感じないものの、すごくいいわけでもないなって感じ。料金については僕は1日乗車券買っちゃったので不明。

Konstablerwache駅から美術館までは歩いて7~8分といったところ。冬だったこともあり人通りはまばらだったけれど、まあ問題はなさそうな感じする。ちなみに、フランクフルト中央駅からも歩いて20分くらいで着くくらいの距離。

フランクフルト現代美術館(MMK)
写真撮影は許可制になっていて、申請するとこのようなシールをもらえる

フランクフルト現代美術館はMMKと略称がついていて、建物が三角形の外観から「ケーゼクーヘン」(チーズケーキ)という愛称がついている。

入口は狭いものの、階数が多くて見所が結構ある。1時間じゃとても見切れないくらい。

トイレは地下にあって、すごいきれいなわけじゃないけれどただで使えるのは価値がある。

館内の撮影は許可制になっていて、手荷物とか預かってくれるレセプションにて住所や氏名、連絡先を記入するとシールをつけてくれる。とくに追加料金はかからない。

フランクフルト現代美術館

展示としては基本的に一部屋あたりひとりのアーティストの作品となっていて、シンプルでみていきやすい。

圧倒されたのは入口にあった大量の鍋の作品だったのだが、印象に残ったのは常設展示されていたジェームズ・タレル(James Turrell)の作品。

ここでも暗闇と光の対比を使った作品が印象的で、漆黒の部屋に立ち入ったときの空間がとけちゃうような印象から、徐々に目が慣れてきて空間を理解できるようなってくるときのぼんやりとピントがあっていく感覚がすごく不思議に気持ちがいい。

ジェームスタレルの作品

フランクフルト現代美術館はほかの美術館あわせた周遊チケットみたいなものも販売しているのだけど、ここだけでもかなり充実していてクオリティの高い作品を堪能できるので、あえてあちこち行かなくてここだけにしていいと思う。

上の作品を拡大すると、こんなのが描かれていたりする
ひとつの部屋にひとりのアーティストの作品が基本展示なのですごくみやすい

そして、やはりフランクフルトで訪れる場所にこの美術館を選択してよかったなと思える体験だった。

フランクフルト現代美術館 / Museum für Moderne Kunst, Frankfurt Am Main.
住所:Domstraße 10, 60311 Frankfurt am Main
時間:10:00-18:00(水曜日20:00まで)
休み:月曜日


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