フランクフルトのアドルフ・ワグナーでりんご酒を堪能
フランクフルト現代美術館を訪れたあと外に出てみたら、すっかり暗くなっていた。冬のヨーロッパは陽が落ちるのが早い。
猛烈な空腹に見舞われいたので、どこか食べるところがないかなと思ってネットで調べて行ってみたのがアドルフ・ワグナーというレストラン。
年末のクリスマスシーズンだったこともあって、わりとおやすみのところが多かったのだけど、ここは年中無休なのが旅行者には優しいところ。
Uバーンの駅からも近いのだが、便利なのはSバーンのフランクフルトスート(Frankfurt Süd)駅から歩いて行くコース。例によってあまり人は歩いていないのだけど、夜の早い時間であれば表通りを歩いて行く分には問題なさそう。
裏通りは本当に人気がなかったので通らなかった。フランクフルトってあまり治安いいイメージないんだよなあ・・。
アドルフ・ワグナーはそんな外の静けさとは無縁で、賑わっている。入口付近は立ち飲みスペースになっていて、仕事帰りの人たちがわいわい飲んでいるのが楽しそう。僕は入口付近の席に座ったのだけど、かなり広いレストランになっているみたい。
ここは、自家製のりんご酒(Apfelwein)が有名で、なんとメニューにビールが存在しない。ドイツなのに!って思うのだけど、このりんご酒の素朴な酸味とかすかな発泡感がまた美味しい。
このりんご酒にあうのは骨付き豚肉のかたまり焼きであるシュバイネハクセ (Schweinshaxe)という料理。どかーんと大皿にのって出てくる。まあ見た目通りな大味なのだけど、外のかりっとしたところと中身のどっしりした脂身。そして、じゃがいもの美味しさ!これだけでがっつりいける。
しかし、この豚肉のかたまりが出てくるまで結構時間かかるので、りんご酒を何杯か飲みながら待つのがいい。みんな大声で話していて、賑わったレストランの雰囲気を楽しむだけでもドイツっぽい。
お店の人はだいたいドイツ語しか通じなくて、何人かは英語が通じるのだけど、ドイツ語ができないと結構冷たい扱いを受けるので、オーダーくらいはドイツ語ができた方がおすすめ。
アドルフ・ワグナー / Apfelweinwirtschaft Wagner
住所:Schweizerstrasse 71 Frankfurt/M, Frankfurt
時間:11:00-24:00
休み:なし
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