2014年の秋は九州を旅してきた。去年は佐賀を中心とした北九州だったのだけど、今年は熊本から鹿児島にかけての南九州を巡る旅。
南九州は温泉がいいなあ・・というのが実感したところ。今回行くことが出来なかったけれど、指宿の砂蒸し温泉も好きだし、霧島にもいい温泉が沢山ある。
そして、そんな有名どころじゃなくてもいいところがあるのが九州のすごいところ。今度はもっと温泉巡りの旅をしたいところだ。
今回の旅では、ジェットスターが熊本路線へ就航するのにあたり乗ってみた。熊本空港付近の阿蘇の風景は日本じゃないみたいにダイナミックで圧巻の景色だった。これは必見だと思う。
そして、阿蘇に来たのもはじめてなのだけど、ここすごい。カルデラの風景がこんなにも圧倒的に不思議なものなのかって思ったし、SFの世界みたいな感じすらする。とくにおすすめの風景はラピュタの道から見える阿蘇の風景。
僕がいったのは緑が枯れてしまった季節だったが、夏にかけては緑が映えてまた美しいのだろうな。また、大観峰からの風景も定番だけどおもしろい。この二つと、そこに着くまでの風景は阿蘇ならではな感じで是非行ってみてほしい。
逆にそれほどでもなかったなと思ったのは草千里。
千里っていうほどの迫力もないし、なんかちょっと名前倒れ感があるなとか思ってしまった。今回スポットとして、このブログでは紹介すらしなかったくらいだし。風景としては、草千里近くの米塚とかの方がおもしろかった。なので、草千里近くの路肩にある展望所の方が見応えあると思う。
食事については定番になるけれど、いまきん食堂で食べたあか牛の牛丼は抜群に美味しい。家に帰って似たような牛丼作ってみたけれど、あの絶妙な火加減はなかなか難しいなというところ。
店内の不思議な感じ、そしてマイケルジャクソンとジョブスのサインも含めて必見、必食の場所だと思う。
阿蘇で泊まったのは地獄温泉の清風荘というところ。
最初は熊本市街に泊まって美味しいものでも食べようかと思ったのだけど、やはり九州では温泉旅館に泊まるのがいいなって思ったし、古きよき日本が感じられる地獄温泉はおもしろくて充実した滞在だった。だって、部屋に鍵すらなくてふすまで仕切られているだけですよ。こんな旅館おもしろすぎる。
食事に関しては美味しいけれど、馬肉はちょっと残念。これは別途、専門店で買っておくのがおすすめ(僕は肉乃橋本で買って自宅に送った)。
そして翌日は熊本から鹿児島まで新幹線で移動。まさに日本っぽいデザインの新幹線は東海道新幹線が残念に思えてしまうくらいゴージャスで乗りごたえがあるなって思う。
鹿児島には親戚が住んでいることもあり、薩摩川内に滞在。鹿児島に行くと立ち寄る窯元で買い物したり、川内高城温泉でまったり日帰り温泉を楽しんだり。忘れてならないのは新田神社への参拝。
行くといつも一直線に伸びる参道の階段にはぐったりするけれど、頂上まで登ってみたときの達成感と森の気持ちよさは忘れられない。
あとは季節に関わらず行ってしまうのが唐浜のビーチ。南国に来たなあ・・って思える青い海と白い砂浜はみているだけで落ち着くし、なんだかのんびりできる。展望台でゴロゴロするのも結構好きなところ。
薩摩川内から鹿児島空港までは何カ所か立ち寄りながら移動。
ランチは地元の雑誌でみつけた農cafe山崎というカフェでオーガニックな地産地消を感じるランチ。野菜が濃いなって思えるのはステキなことだと思う。
そして、霧島まで移動して霧島アートの森で屋外展示の彫刻とか草間彌生の作品をみる。草間彌生の作品ってあちこちにあるから、彼女の作品を巡る旅も楽しそう。そして、なんといっても横尾忠則の特別展に出会えたのはすごいラッキーだった。
そうこうしている間にあっという間に日が暮れてきて帰りの時間が近づいている。
しかし、中途半端に時間があったので、霧島からだと鹿児島空港を少し通り過ぎて「うなぎの尾方」で早めの夕食。
鹿児島産のうなぎを手軽に(そして早く)食べられるのはちょっと驚くけれど美味しいのでびっくりする。
最後は鹿児島空港にあるレストランで「しろくま」を食べて鹿児島を大満喫。そしてジェットスターに乗って成田に戻った。今回もまた充実した九州旅だったなあ・・というところ。しかし、砂蒸し温泉に入れず、キビナゴも食べられなかったのは心残り過ぎる。
また、リピートしなくては・・と思う旅だった。
この旅のまとめ:秋の阿蘇と鹿児島旅行 – 2014年11月
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