2014年もいよいよおしまい。今年の年末年始は旅行しているので、この投稿がアップされるころは旅をしているはず。しかし、こうして旅を続けられているということは色々と感謝しなきゃいけないことが沢山あるなって思うし、これから先も楽しくやっていければなと思っている。まあ、いろいろあるけれど人生は楽しむことが重要だと思っているので。
2014年の旅行を振り返ってみると(ってもうすごい昔のことのようなんだけど)、いろいろなところに行って色んな体験をして、いろんな価値観に触れてきた。そんななかで思うのは、僕はアクティブにがつがつ行くよりも、のんびりしている旅の方があとまで余韻が残るんだなということ。
なんていうか染色業界でいうところの「すぐ染める布は、すぐ色落ちする。ゆっくり染める布は、ゆっくり退色する」というのと同じように、「すぐ楽しい旅は、すぐ忘れる。ゆっくりした旅は、ゆっくり色あせていく」ということなのかもしれない。
はじめての国に行ってみるということで選んでみたのは東南アジアに残された牧歌的な風景のミャンマー。実際はそんな牧歌的じゃなかったけれど、それでも出会った人や見た風景というのは残っている。物価が高いのが、リピートの旅を阻んでいるけれど、落ち着いた頃にまた行ってみたいなと思わせるところ。
今年の旅でもっとも発見があった旅。泊まったSea Harmony Guesthouseもそうだし、ホアヒンの町自体がこんなにものどかでなにもないけれど、それがまた楽しいところだったなんて!ということ。若いときにきていたら違った印象をもったのかもしれないけれど、いまだからこそ楽しいっていう旅だったのかもしれない。
台南へふたたびの訪問。新しいところにも行ったけれど、やはり泊まったホテル(【閉店】正興珈琲館)のベランダで過ごした時間が忘れられないところ。暖かい夕暮れのなか、ビール飲みながら、眼下に広がる下町の風景の中で過ごしている猫たちを、ただぼけーっと眺めて過ごす贅沢さはここでしか味わえないなって思う。台南での帆布バッグ巡りなどのショッピングやちょっとしたグルメなども質が高い体験ができておすすめの旅。
シェムリアップは何度も行っている街なのだけど、アンコールワットだけじゃない楽しみ方が出来てきているなって思う。世界各国の料理を食べ歩きできるという「フード&トラベル」のスタイルを楽しめるいい町だし、いい旅だった。どれくらい楽しんだかっていうと年に2回行っちゃうくらいだもの。
はじめての場所への国内旅行の旅。和歌山のアドベンチャーワールドは前から気になっていて、いつか行ってみたいと思って、ようやくの訪問だったのだが、期待を上回るパンダまみれの楽しさ。もうこれ以上ないってくらいパンダと戯れられて幸せな気分になる。その後、尾鷲で泊まった美鈴という割烹料理の宿も食事の美味しさに感動したし、式年祭終わってまだ新しさのある伊勢神宮への参拝もすごかった。最後に沼津のクレマチスの丘で旅を締めくくれるというのもよかったなあ・・と思える旅。日本国内の旅行もいろいろ楽しい。
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