2013年はやたらと台湾に来ていて、今回これで4回目。正直なところ、実家に帰っているより台湾来ている回数の方が多いくらいだ。
で、毎回台北とその周辺だけ来るのもなんだかなと思って今回来てみたのは台南。新幹線で台北(桃園)から2時間弱といったところで、福岡から鹿児島に来たような感覚というかそのくらいの距離感。
スクートで台北まで来て、そのまま桃園駅から高速鉄道に乗ったのだけど、夕方には台南に着くことができた。帰国便の時間が若干早すぎるとは思うけれど、台湾旅行にスクートって便利だと思った。
泊まったホテルは正興咖啡館というカフェが経営している民宿。
古いビルを改築した部屋は個性的で、とくに屋上付きの部屋だったこともあり、夕暮れから夜にかけてここで過ごすのは本当に気持ちよかった。ここは今年ベストホテルのひとつ。
台南の帆布バッグ屋めぐり
台南には予備知識があまりないままにやってきたのだけど、目的のひとついえば帆布バッグ店巡り。日本でも、一澤帆布とか犬印鞄とか、日乃本帆布とかを愛用しているのだが、台南の帆布バッグも全然まけていなくて、それぞれに個性的でコストパフォーマンスのよいステキな商品を作っていた。
今回巡ったのは以下の3店。いずれの店舗も特徴あって面白い。用途によってわけてもいいかと思う。
合成帆布行
工房兼ショップという小さなお店。安価で手軽な商品が多いのでお土産にも使えると思う。また、軽いのでショッピングバッグなど普段使いにも便利。
小さめトートは150~200元くらいからある。ショッピングバッグに使えそうなものでも400元程度だった気がする。
そして、シンプルでおしゃれ。
ショルダーバッグはちょっと個性が強いなという印象なのだが・・。支払いは現金のみっぽい。
廣富號手製帆布包
今回行った三店舗のなかで最もおしゃれで普通のバッグ屋さんという印象。ショップの店員さんがちゃんといるし、カードが使えるし。
裏地にもこだわっていてチェック柄がかわいいトートバッグとか、シンプルで頑丈そうなカメラバッグ、大きめのバックパックなどさまざまな商品がある。でも、他の店舗と比べるとちょっと高い(日本と比べると安いんだけど)。
そして、こういう感じなら日本でもあるのかな・・と思ったのと、ここじゃなくて台北でも買えるので(誠品書店で売っている)、今回は小さなトートバッグを買っただけだった。
永盛帆布行
工房兼ショップという小さな店舗。台南の帆布バッグでは、シンプルで商品数は少ないけれど、ここが一番好き。
700元~くらいからというラインナップなので、自分で使うバッグ、または大切な人へのプレゼントなどに最適だと思う。A4サイズが入るトートバッグを購入。
お店のおばあちゃんの接客(日本語が堪能)もあたたかいし、なにより出来上がるバッグがいい。間近で作っているところをみられるのだが、これなら安心して買える!と思う。ここはまた来て、あれこれそろえてみたいって思った。
このほかにも、食べ物もおすすめが沢山ある。どれもローカルフードともいえるもので、度小月の担仔麺の出汁のうまさ、ローカル感があふれている小杜意麵での食事、ちまきの概念がかわるくらいの絶品さな再發號肉粽・・どれも最高にうまかった。まだまだ食べ足りないし、散策が足りないくらいだ。
スイーツでも、散歩途中に立ち寄った玉井マンゴーを使ったかき氷屋さんなどで感動するくらい美味しいかき氷を食べたり、台南の方のホスピタリティに感激したりと色々といい旅になった。
ここはリピートしなくちゃなと思った旅先になった。
この旅の記録:台南一泊二日旅行 – 2013年9月
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