スクート(Scoot)搭乗記ふたたび

シンガポールのLCCであるスクートに乗って台北へ行ってきたので、その記録。これで、今年4回目の台北行きでの利用となるのだが、相変わらず日本人が少なく、カジュアルな感じで面白い。

チェックインは成田空港は第二ターミナルの端っこの方で、台北桃園空港は第一ターミナルで、これまた端っこの方。どちらも、カウンター業務は他社に委託しているようなのだが、以前より団体ツアー客が増えたこともあり、チェックイン時にその団体とぶつかると、かなり並ぶことがあるので注意が必要。

てか、IT関連ではアジア屈指の都市であるシンガポールに拠点があるんだし、そろそろいい加減オンラインチェックインのシステムくらいは作ってもらいたい。まあ、確実にオーバーラゲッジの人から追加料金徴収したくて、あえての手動運用なのかもしれないが、これはだいぶ利便性が悪い。

成田空港でのチェックインカウンターは長蛇の列
台北は第一ターミナルの1カウンター

なお、台北桃園空港には毎回タクシーで行っちゃっているので、バスのことはよく分からない。でもまあ・・時間的な余裕を考えるとタクシーでいいんじゃね?とは思うのだけど。

成田空港では第二ターミナルの93番とか96番あたりのゲートを使うことが多く、ターミナルビルが本館から離れた沖合みたいなところにあるため、シャトルで移動する。これが、バスで移動するくらいに面倒なのだが、まあこれは致し方ないかなとも思っている。

飛行機はボーイング777とかなり大きいので、通常のLCCの機体と比べて前後上下の圧迫感はあまり感じることなく、余裕をもった印象をうける。

機内はゆったりしている
噴煙をあげる桜島

これは、このLCCの最も大きな利点じゃないかと思う。座席指定は有料なのだが、最近は満席に近い状態になることが多いみたいなので、複数名で並んで座りたいのであれば、あらかじめ座席指定をしておくのが望ましい。

機内の食事関連については、相変わらずシンガポールドルのみでの受け付けなのだが、クレジットカードの利用下限がなくなったのか水1個からでもカードを利用できるようになったのは便利。ちなみに、ガス入りの水1個で数百円くらいの感じだったかな・・別段高いという印象はうけなかった。

機内エンターテイメントはiPadをレンタルされて映画を観ることができるようなのだが、そもそもフライト時間も短いし、寝るか本を読むかしているうちに到着するので、あまり必要じゃないかと思う。

開聞岳がみえる

むしろ、いまどこを飛んでいるのかがわからないというデメリットがある。

しかし、今回は天気がよかったこともあり、地上がよくみえた。

富士山がみえたことよりも、鹿児島の上空を飛んだときに噴煙をあげる桜島と、枕崎の半島の先っぽにある開聞岳が、まるで盛り塩のようにきれいな三角錐のシルエットがみえたときには、かなり感動した。迫力あるなー。

このキャビンクルーの方は、ホスピタリティがあってとても感じがよかった

キャビンクルーの対応は以前と比べてちゃんとしてきていて、良くも悪くもレガシーキャリアっぽくなったなあ・・という印象。僕は以前のカジュアルな雰囲気も好きなんだが、まあ時代の主流からいえばいまのようになった方がいいんだろうなと思う。

なお、運行状況については行き帰りともにオンタイムで、帰りは成田空港に午前中に着くのは翌日以降、体力的にラクなのでいいなと思っている。でもまあ、これはものの考え方だろうな。

総じていい航空会社だとは思うけれど、成田~台北は競争が激しいので、今後も継続して利用するかどうかは微妙な感じでもある。

予約はオンライン flyscoot.com にて。


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