今年も年末になってきて振り返る時期になってきた。
今年も色々なイベントに行ったので、そのなかで印象的なものを5つ選んでみたのだけど、東京で行われているイベントが2つ入ってきて、東京という街の魅力について改めて認識する結果だなと思う。自分が選んだ結果なのだけど。
5月に横浜で行われたライブイベント。5月って春の爽やかな空気と夏の活発さの兆しが入ってくる絶妙に楽しい季節だなって思う。夏のイベントになると、これが暑すぎて楽しいのか辛いのか・・となるけれど、5月の空気はひたすらに居心地よくて楽しい。かかっている音楽もチル・アウトした感じなども多くて、激しくないけれど楽しいイベント。
3月にシェムリアップ郊外にある伝統の森という村で行われている蚕祭りにというイベント。伝統の森では、カンボジア伝統産業である養蚕をしていて、そこで機織りを行っているのだけど、毎年一回養蚕で利用した蚕の供養をするため「蚕祭り」というものを開催している。祭事はお坊さんを呼んだ本格的な供養祭なのだが、ファッションショーなどがある前夜祭の方が盛り上がっている。ここでみたアプサラダンスって、いままで見たなかでもっとも美しいなと思えるものだった。この舞踊は美しい。
去年も訪れた長野県の大町でやっている呑み歩きのイベント。今年は春先に諏訪の呑み歩きにも行ってみたけれど、僕としては大町の方が規模は小さいけれど居心地よくて好き。どこの酒蔵も個性があってあたたかい雰囲気でもてなしてくれるので、いるだけでちょっと感動してしまう。いいイベントだな・・。
9月に麹町でやっていたアートイベント。取り壊し寸前のビルを、ストリートなどで活躍している様々なジャンルのアーティストたちが1棟丸ごと美術館として再利用しているのだが、これがまた勢いがあって面白いし楽しい。”BICTION”という言葉の意味は、ひとつの”Aciton”がつぎのアクション”B”を促すようなクリエイティブの連鎖がうまれていることを表しているのだけど、一階のフリーウォールでは誰かのアートに他の人が絵を書き足したりしてどんどん新しいものが産まれてきている。そんな勢いが面白いなというイベント。東京ってこれからもっと面白くなっていきそう。
代官山のT-SITEで行われたパリの蚤の市をモチーフにしたイベント。ここの蚤の市はフランスのアンティークというテーマがあってそれに似合ったお店が出てきていることもあり、どのお店も品物の質が高くて、買うものがなくてもあちこち見ているだけで楽しい。なにより!すごい心地よい天気のなか、出店していたビストロの料理を外で食べるという気持ちよさは格別。こういう日があるから人生って楽しいと思える時間だった。
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