代官山のT-SITEでパリの蚤の市をモチーフにしたイベントがあるというので行ってみたのだけど、すごい楽しいイベントだった。
T-SITEの駐車場を利用して開催しているので平日開催なのだけど、そのせいもあって破綻するほどの混雑もなく賑わいのなかでイベントを楽しめるくらいなのがいいなって思う。
最近のフリーマーケットって出店するお店のクオリティが微妙で足が遠のいていたのだけど、ここの蚤の市はフランスのアンティークというテーマがあってそれに似合ったお店が出てきていることもあり、どのお店も品物の質が高くて、買うものがなくてもあちこち見ているだけで楽しい。
そして、なにより秋の気持ちのいい日に開催されたこともあって、抜けるような青空のなかで過ごす時間は幸せそのものといった感じ。雑貨のショップだけかと思ったら、レストランのケータリングカーみたいなのが出店していて、ぱりっとギャルソンな格好で決めた人たちがサービスしてくれていたのでランチを食べることにする。
食べてみたのは、牛肉の赤ワイン煮。ちゃんと丁寧に作られていて、こんなところで食べる料理じゃないみたい(って思えるところもなんだかフランスっぽい)。食器もしっかりしているし、なによりこんないい天気のなかで食事を食べられる楽しさといったら!
戦利品としては、1900年代初頭に作られたグラスをいくつか購入したのだけど、僕が産まれるはるか前に作られたものを、僕が普段の生活の中で使っていくというのは、なんだかタイムカプセルみたいな感じで不思議な気持ちになるな。
こういう充実した日があるのっていいなと思えるし、次の開催が楽しみなイベント。代官山近辺にいれば行ってみるのがおすすめです。
代官山 蚤の市
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