アアルトのアトリエとともにヘルシンキで行きたかったところ。ヘルシンキ現代美術館へ行ってきた。通称である「キアズマ(Kiasma)」とは交差点を意味しているらしく、現代美術の美術館としてのほか待ち合わせ場所や市民の憩いの場所とかいろんなことを意味している。
たしかにキアズマのまわりは芝生の広場になっていて、思い思いみんな自由にしている。ひとりで本を読んでいたり、昼寝をしていたりと、のんびりとしていてる。とくに清掃作業の人たちが芝生の上にふたり並んでごろ寝している姿は短い夏を満喫している感じがありほのぼのとした。
キアズマは建物も特徴的で、チケットを買ってスロープをあがって行くのだが宇宙船みたいな感じだ。展示室はわりと細かく分かれていて部屋ごとにいろんな展示がある。なかには不思議なものがあるのはどこの国の現代美術館も一緒だな。でも、エルミタージュみたいに美しい絵画をみるだけではなく、この美術館のように「これはなんだ?」って解釈を考えながら観ているのもまた楽しい。
ミュージアムショップはわりと充実していてここで買いものをしてみるのもいいと思う。なにしろ人も少なくてのんびりとした美術館なので、ヘルシンキの滞在は限られた時間だったけどここに来ることができてよかったなって思う。
キアズマ現代美術館
住所:Mannerheiminaukio 2, 00100 Helsinki
時間:11:00-18:00
休み:月曜日
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