instagramでフォローしている方の投稿で見かけて以来、ずっと気になっていたブックカフェ。朝7:00からやっているというので、朝食を食べに行ってみることにした。栞日の場所は松本市美術館の近くにあってJR松本駅からは徒歩15分くらい。ちょっと遠いけれど歩いて行けないこともない。
お店は古い電器店を居抜きで使っていてお店の表側は電器店の看板が出たままになっている。ガラスドア越しには大きな活版印刷機があってそれがお店の目印。駐車場もあるっぽいのだが、ちょっとみた感じではものすごい狭いところをすり抜けたさらに奥にあって停めるの大変そう。ホテルに車置いてやってきてよかった。
1階はテーブルと活版印刷機、キッチンやレジがあって普通のカフェっぽい。横にものすごく急な階段があってそこをなんとか登って行くと二階は書店とギャラリーのスペースがある。書店とはいってもソファがあったりしてここでお茶をすることもできる。
なんだか休日の朝に古い図書館というか、誰か本好きの家に訪問したかのような感じがある。書店としてのセレクトはかなり片寄っているけれど、普段目にしないようなアートブックや古い書籍など。そういえば、本屋ってこういう偶然の出会いが楽しい場所だったんだと気づく場所だな。自分がなにが好きなのかって色んな本を眺めながら考えたりする。
ギャラリーの方もおもしろく、ただのカフェではなくお店全体の世界観が興味深い。松本ってそれほど大きな街ではないけれど、こんな風に多様な文化があるのが面白い街だなってあらためて感じた。
もちろん!朝食の話しもあったんだ。コーヒーにトーストをつけたのだが、トーストはガスレンジで網焼きしていて、こんなやり方あったのかと新しい発見だったし、なにしろ出てきたトーストの美味しそうなビジュアルにはお腹がなってしまう。ホテルで味気ない朝食を食べるくらいならば、ちょっと朝の松本を散歩してここまで来て食べるのがいいと思う。
栞日 sioribi
住所:長野県松本市深志3-7-8
時間:7:00-20:00
休み:水曜(ほか不定休)
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