越後妻有をドライブしてきた

津南のひまわり畑がみたくなってドライブに出たのだが、ついでに越後妻有の美しい里山のなかをドライブしてきた。

まずは関越道を塩沢石打ICまで行って、そこからは一般道で山越えをして越後妻有へ。毎回思うのだけど、この山越えのトンネルの照明の暗さにびびる。危ない・・。

無事に山越えしたら、今日は清津峡はパスして津南のひまわり畑を観に行く予定なのだが、途中の公園でちょっと大地の芸術祭の作品である「たくさんの失われた窓のために」という作品を見てきた。いつもは夕方に観たりすることが多いのだけど、午前中の風景も幻想的で美しい。個人的には大地の芸術祭で最も印象的な作品。

で、まだ午前中のうちに津南のひまわり畑に到着。天気はすごくいいわけじゃないけれど、比較的涼しい時間帯に外を歩けたのは助かった。一面のひまわり畑と上越の山並みが美しい風景だ。

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ランチは、津南の町外れにある津南物産館にある「とん豚」にてとんかつを食べる。津南といえば津南ポークで、このお店は絶品のとんかつが食べられる。普通のお店の雰囲気なのだけど、ここは外せない。

その後は、しばしアートなドライブ。クリスチャン・ボルタンスキー+ジャン・カルマンの「最後の教室」を観に行く。トリエンナーレの時期じゃないと全然人がいなくて、ほぼ貸し切りで観ることができた(なので人がいなくて普段以上にこわかった)。

つづいて絵本と木の実の美術館Hachi Cafeでまったりすごす。この美術館は何度来てもいいところだよなあ・・。とにかく子供が主役っていう感じが、はた目にも楽しい。夏に来るのがおすすめな美術館。

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絵本と木の実の美術館

そして、せっかくだからと松代駅の農舞台と草間彌生の作品をみたら、はやくも夕方。十日町の由屋で蕎麦を食べてから、千曲川沿いの国道を飯山方面へと抜けていく。

この国道117号線のドライブは僕のなかでは、本州ではもっとも気持ちのいい好きなドライブコースでとくに、津南から飯山までの道は交通量も多くなく、車窓からみえる里山の景色はどこまでも美しくて、空はどこまでも開放感がある。山の端まで続く棚田や、千曲川の向こう岸にみえる野焼きの風景、夕方になり山の向こう側に沈みゆく太陽とそれに照らされる小さな集落など、どこまでも、どの風景をとっても印象的で美しいと感じる。

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夕暮れの里山風景
千曲川のスケッチ的な風景
千曲川のスケッチ的な風景

やがて飯山の街中に入り、小布施に近づくと沿線はドラッグストアとスーパーというどこにでもある郊外の風景になって楽しいドライブも終わりに近づく。

小布施の旧市街に入って、時間もなかったので竹風堂で大好きな栗おこわを買って、ちらっと小布施の街中を歩いたらもう夜はそこまでやってきていた。すっかり日も暮れたので上信越道から帰り道を急ぐ。

普段なら最低でも1泊2日くらいかけて移動するところを日帰りで行ったので、ちょっと大変ではあったけれど美しい夏の里山の風景を堪能することができた。ここには年に1回は行って、自分を充電したいところだなあ。

今回の旅で行った一覧のまとめはこちら: 越後妻有をドライブ (2013年8月)


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