最後の教室 – ちょっと恐くて幻想的な世界観

越後妻有で開催されている大地の芸術祭でオープンしている美術館。このあたりの定番である廃校を再利用した建物にさまざまな作品やインスタレーションが展示されている。

入場料金は芸術祭のパスポートを利用しない場合は1回500円。

駐車場を降りると、建物から「どんっ、どんっ」と心臓の鼓動みたいな音が聞こえてきてちょっと恐い。

建物のなかに入ると、いきなりの暗闇。壁沿いに恐る恐る進んでいくことになる。その後も、薄暗い廊下のなかを進んでいくことになり、はっきりいって肝試しに近い感じがする。よって、細かいこと書くとネタバレになるので控えておくけれど、恐がりの人と行くと結構大変なことになるかもしれん。

僕がこの美術館で一番印象的なのは恐がりを驚かして楽しむことと、最後に入口入ってすぐの部屋に戻ってきたときには暗闇に目が慣れているので、最初とまったく違った体験ができるところ。

最初はなにもみえなかった部屋のなかの風景が帰りにはずいぶん色々見えていて、まるで違った世界にみえる。そして、入ってきたばかりの新参者をみながら「あれ・・大変そう」と生暖かい目でみるのも結構好き(性格悪い趣味だな)。

全体的に大がかりな展示が多く、かつ印象的な作品なので芸術祭においては必須のポイントだと思う。

最後の教室
クリスチャン・ボルタンスキー+ジャン・カルマン


Comments

“最後の教室 – ちょっと恐くて幻想的な世界観” への1件のコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください