ルアンパバンへの旅のついでにトランジットでハノイをちょこっと旅してきた。
朝について深夜に出発するようなスケジュールなので、本当にちょこっとした旅だったのだが、ひさびさのハノイはホーチミン・シティに比べて落ち着いたいい街だなあというところ。
ただし、空港から街までは遠いのが難点。そして、ノイバイ空港は入国も出国も混雑がかなりひどい。出国の際にはオンラインチェックインをしておかないと、ひどく待たされると思う。
ノイバイ空港でSIMカードを手に入れて、ハノイの街中へタクシーにて移動。1時間くらいかかるんだよなあ・・。
宿泊したのはラグジュアリーホテルという名前のホテル。クラス的にはバジェットホテルの類いだが、ホスピタリティは高級ホテルにも劣らないものだった。しかしまあ、名前はすごい。
午前中の到着だったので部屋に入ることができず、近くのホアンキエム湖へと散歩。途中で屋台料理をつまんでみたりしたが、ハノイは美味しい屋台料理が結構あって、いろいろ目移りしてしまう。ひさびさにベトナムでフォーを食べたけれど、やはり本場のが美味しい。
ハノイ大聖堂近くの路上カフェでのんびり一休みして、ホアンキエム湖へ。湖を半周くらいまわってみたけれど、中国の旧正月休みのせいか休日を楽しむ人が多く出てきていて賑わっていた。
日本でいうと日比谷公園と千鳥ヶ淵があわさったような感じだろうか。
ランチにはホイアン名物料理のチキンライスを出しているCOMGA Café & Barにて。シンプルながらもハーブがいいアクセントになった料理はシンガポールのものよりも好きだなって思う。
部屋でひと休みしていたら、すっかり夕方近くになる。1日のトランジット旅行で部屋を確保するのもどうかと思っていたのだが、横になって休んだりできるスペースがあるのはやはり楽ちん。料金も安かったしとっておいてよかった。
夕食にはChả Cá Lã Vọng(チャーカーラボン)の魚料理を食べに行こうとしたら、まさかの偽物のレストランに遭遇してしまった。食べているときは、ずいぶん寂れた不思議な雰囲気のレストランだと思っていたのだが、まさか偽物だったとはね。写真で店名確認して気づくレベル。そして、偽物レストランなのに料理は美味しいという。本物はどれだけ美味しいのかってすごい気になってくる。
太陽が沈む夕暮れ時にはふたたびホアンキエム湖へ。湖をのぞむところにあるHighlands Coffeeのテラス席でベトナムコーヒーを飲んで過ごしていた。広場になっているロータリーを見渡すことができるのだけど、ハノイの街の勢いと、生活感を感じさせる風景はいつまで見ていても飽きることがない。
また、しばらくして訪れるハノイは違う風景になっているのかなって思ったりするのだが、今度はもっとのんびりと訪れたいところだなと思った。
この旅の記録:ハノイ トランジット旅 2015年2月
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