和田浦の「笑福」は隠れた名店だと思う

千葉の南房総にある和田浦地区、ここは抜群に美しいビーチがあってときどき訪れているのだけど、まさかこんなに美味しい料理店があるとは、と改めてびっくりした。

場所は和田浦港のすぐ目の前にある。小さくて鄙びた漁港は海の色も鮮やかで美しい。そんな漁港の片隅にあるのだが、緑色の建物は漁師小屋にしか見えない。少なくとも飲食業のお店には見えない外観。

お店の外観は小屋みたい

恐る恐るお店のなかに入ると、外観からは想像できないくらいにちゃんとした店構えの店内。トイレも普通にきれいだし、居酒屋という感じがぴったりする。

お店の大将はちょっと強面な感じだけど、話をしてみるととても優しくて、人好きな感じがあって心地よい。和田浦って猫が多いっていう話をしたら、ちょっと嬉しそうに色々話しをしてくれたりして。猫好きにはいい人が多いと思う。

前菜的に出される「あら煮」
地魚三色丼
春といえば鯛
これは、かんぱち・・だったかな
そして「あぶらぼうず」の刺身、はじめて食べた

メニューは漁港の前だけあって地元の魚を使った料理がある。お寿司も気になったのだが、まずは初めてだしということでオススメの地魚の三種盛り丼を注文してみる。

料理が出てくるまでにってことで突き出し的にでてきたのが地魚のあら煮なんだけど、これがまたしんみりしちゃうくらいに美味しい。これとご飯あればいいじゃんとか思ってしまうくらい贅沢。

で、メインの丼がやってきたのだが、これが予想を覆すもので、三種類の魚がそれぞれ違う丼に盛りつけされてでてきた。漁師料理っぽい雰囲気だけど、意外な感じもする。

でも、これだとそれぞれの魚の美味しさを感じることができるので、一手間かけて美味しいものをつくってくれたって感じられる。

「あぶらぼうず」の刺身がでてきて、初めて食べたのだけど、まさに脂がのっていて甘みを感じる刺身はうまかったなあと感動する。

鄙びた感じがまたいい雰囲気の和田浦港

漁港の目の前にあるお店ならではの隠れた名店で、まさに知る人ぞ知るって感じなのだが、南房総で美味しい魚のランチを食べるならばおすすめできるお店。休日は漁港も閑散としているので、駐車場は漁港の駐車場にとめればいいと思う。

笑福
住所:千葉県南房総市和田町和田598-7
時間:11:00 – 14:00, 17:00 – 23:00
休み:水曜日


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