マラカナンスタジアムを巡礼

マラカナンスタジアムに来てしまった。この歴史がある巨大なスタジアムに来たっていうのは感動以外のなにものでもないな。

バルセロナのカンプノウもすごかったけれど、マラカナンのもつドラマチックさはまた違うものがある。

スタジアムはリオデジャネイロの北側にあって、あまり治安がいいエリアとはいえないので注意することに越したことはないが昼間は安全。MRTの駅もあるのだけど、試合がないと本数ががっつり減ってしまうので、市内からはバスで行った方が便利だと思う。

MRTの駅

余談だが、MRTの駅からみえるファベーラはリオデジャネイロでも屈指の治安の悪いエリアでよそ者が行けるようなところではない。駅から北側へいく道はないから間違えることはないが、興味本位でも駅の北側に行ってはいけない。ちなみにGoogle ストリートビューが入っていないエリアは基本的に問題があると思っていい。

このスタジアムをホームにしているのはリオデジャネイロにあるフラメンゴ、フルミネンセ、ヴァスコ・ダ・ガマ、ボタフォゴの4チームでそれぞれに熱狂的なサポーターがいる。水曜日と土曜日に試合があることが多いのだけど、年末年始はクリスマス休暇で試合がなかったのが残念。

このためスタジアムツアーに参加してみたのだけど、これはこれで結構面白かった。

チケットはあらかじめインターネットで購入することもできるのだけど、うまく買えなかったので現地で購入。すごい並ぶかなとも思ったのだが、朝イチで行ったら全然普通に入ることができた。

スタジアム入ってすぐのところには、ここでのゴール記録をもっているジーコの像がある。やはり彼はこの国で本当に英雄なんだなと思う。よくまあ、日本に来てこんなにも貢献してくれたなって思う。クラマーと同じくらい日本のサッカーに影響を与えた人物だと思う。

スタジアムツアーとしてはそれほど充実したところはなくて、ロッカールームとスタジアムサイドとプレスエリアに入れるくらい。それでも、ピッチサイドに入ったときにはその巨大さに圧倒された。ここに8万人が入ってそこで試合をするってどんな気分なのだろうか。

スタジアムは傾斜がゆるくて柱もないので収容人数のわりには圧迫感は少なく試合を見やすいつくりになっている。これはヨーロッパのスタジアムと少し違う雰囲気。芝はちょっと痛んでいてこの休暇中に直しているんだろうなというところ。

ピッチサイド

サッカー好きでなければスタジアムツアーだけだと少し物足りないところもあるかもしれないが、それでもこの聖地に巡礼するだけでも価値はあると思う。僕は次来ることがあれば試合を見に来たいなとつくづく思った。


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