2014年の最後はコルコヴァードの丘で過ごした

カリオカの像今回のブラジル旅行のブログ記事は大量にあったりしたので、投稿していく順番が入れかわったりしているのだけど、2014年の最後はコルコヴァードの丘に行ってみた。

リオデジャネイロのシンボル的な存在であり、この街全体が世界遺産になっている「山と海との間のカリオカの景観群」でもメインとなっているところ。

はじめてこの街についたときボタフォゴの街角から見えたコルコヴァードのキリスト像の風景は美しいもので、はやく来てみたかったのだが、いかんせん混んでいるスポットなので予定を組んでいたらこんなタイミングになってしまった。

コルコヴァードの丘はトラムで登っていくことになるのだが、このトラムの駅まではバスで行くのが便利。セントロからもコパカバーナからもフラメンゴを経由して複数のバスが通っている。トラムの駅があるバス停まで来ると車掌さんが珍しく英語で「ここがトラム駅のバス停だよー」って教えてくれるし、なによりみんな降りるので問題はない。

トラムは登り路線では進行方向左側がおすすめ

トラムは登り路線では進行方向左側がおすすめ

ただし、トラムのチケットについてはインターネットで予約しておくのが無難。何故ならば世界的な観光地であるので90分待ちとか普通にあるから。僕はあらかじめチケットを買っていたのでそれほど待たなくて済んだのだが、それでもこの行列は絶望的な気分になる。

トラムは15分間隔くらいで運転されているのだが、これまたすごい混み合う。もし座席を確保できるようであれば登りは進行方向からみて左側の窓を確保すること。終着駅近くになってくると、急にリオデジャネイロの遠景が開けてきて美しい。

カリオカの像

トラム駅からキリスト像まではさらに階段を少し登っていくことになる。カフェテリアなどもあるので休憩したりするのもいいかも。キリスト像は午前中が順光で美しいのだけど、リオデジャネイロの風景を撮るなら午後の方がきれいなんじゃないかなと思う。

ちょっと日が傾いてきてみえるポン・デ・アスカールの特徴的な山のシルエットとその手前の平地に広がっているリオデジャネイロの市街地。そこから右側に視線を移すとコパカバーナの長い砂浜からイパネマまで一望できる。

カリオカの像カリオカの像カリオカの像カリオカの像

水と緑の多い美しい街だなと実感する。都市の規模としてはサンパウロの方が圧倒的に大きいと思うが、それでもブラジルの人たちはこの街をかつての首都にして自分たちの誇りにしている。この街にはすごいシンプルでそぎ落とされた美しさがあるな。この街の風景も、ここで産まれた音楽もすごく好きな理由が一瞬で理解できるような感じがする。

帰り際に少し雨に打たれたのだが、そのときに雨がカーテンのように連なって、街を洗い流していくのをみたときにも感動した。リオデジャネイロに来て、ここへ来ない人はいないと思うが、僕は夕方の時間にきてよかった。

Trem do Corcovado

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