「あらきそば」で味わう極太な田舎蕎麦

山形の蕎麦といえば、大きな木の箱に入った板蕎麦という一風変わった田舎蕎麦が有名で、都内でもたとえば恵比寿の「間人」とか食べられるところが何軒かあって結構おいしくて、今回はじめて本場の板蕎麦を食べてきた。

行ってみたのは最上川蕎麦街道の終着点である十四番点店「あらきそば」。結構有名なところみたいで11:00の開店にあわせて行ったのに、すでにお客さんが結構入っていて、11:30くらいの時点では入り口で待つ人が結構いました。どうもテレビで紹介されたりしたらしい。

趣のある古民家なお店

お店の佇まいは、たしかにテレビで紹介したくなるような趣ある古民家で、店内は広いお座敷にテーブルが並べられていて、田舎のおばあちゃんの家に来たみたい。吹き抜ける風が気持ちよくて、外の暑さをしばし忘れさせてくれます。

今回注文したのは板蕎麦とにしんの煮付けのセット。にしんの煮付けだなんて京都のにしん蕎麦みたいだなと思ったら、まさにそんな感じに甘く煮付けられたにしんが出てきた。これがまたうまい。蕎麦がやって来るまでのしばしの時間は、にしんをつついて過ごす。
で、板蕎麦が登場。ものすごい極太な蕎麦で、すするのも難しいくらい。たしかに、ここでしか食べられないものだし、蕎麦もうまいのだけど、なんかちょっと好みが分かれるかも。すすれないし、蕎麦つゆもまあ・・人の好みがあるよね。

とはいえ、まずいわけじゃないし、山形までやって来たのであれば、ここで食べる蕎麦がいいんじゃないかなって思う。

でも、ぼくは一回でいいかな。

次回は蕎麦街道の他のお店を辿ってみたいなと思った次第。

といいつつ・・2015年に改めて行ってみたら、楽しくて美味しかった。一度で判断しちゃダメだな。
あらきそばの板そばはわかりやすくて美味しい

あらきそば

山形県村山市大久保甲65

あらきそばそば(蕎麦) / 村山市その他)

昼総合点★★★☆☆ 3.0


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