用もないのに羽田空港の国際線ターミナルへ行ってきた。

結構前のことなのだが、2021年の2月初旬くらいに羽田空港の国際線ターミナルへ行ってきた。出国するとか誰かの送り迎えをするとかいうのではなく、単純に「いったいいまどうなっているのだろうか」という好奇心のもとに行ってみた。結論として、旅行の高揚感みたいなものは皆無で、できたての廃墟みたいなちょっと薄ら恐ろしい雰囲気すらあった。

急に思い立っていってみたこともあり、平日の結構夜遅い時間に空港へついた。前であれば香港エクスプレスの深夜便で出発するときくらいの時間帯だな。もはやあの頃が相当なつかしい。国際線ターミナルの駐車場について駐車場ビルがほぼ閉鎖されているのにまず驚く。まあそうだよな。利用者ないところは閉めておいた方がセキュリティ的にも安全か。

出発ロビー
チェックインカウンターもJALとANAくらいしか稼働していない
建物はすごく美しい
ほんとに全然人がいない

空港ターミナルへのコンコースがある3階エリアもがらがら。そして駐車場の端にはどこから入り込んだのか浮浪者らしき人が座り込んでいて、いよいよ空港やべえなとか少し恐い。ちょっと来なければよかったなあとか思いつつ、まわりにも車のあるエリアに停めて空港へ。

空港自体は明るくて以前のままの雰囲気なのだが、まあ人がいない。そしてこんなときに国際線ターミナルへ来る人って僕みたいな好奇心で来る人もおらず、そもそも旅行が出来ないから、やむを得ない理由で出国/帰国する人たちばかり。旅行の高揚感みたいな雰囲気が全然なくて、なんだかやたらと静かでどんよりしている。

飲食エリア
24時間営業のお店もしまっていた
なんか出来たての廃墟みたいだ
前はすごい賑わっていた通り

エスカレーター上がったフードエリアもすべて!閉店していて映画のセットみたいに現実感がないな。24時間営業のレストランすらしまっていて、このままここはどうなっちゃうんだろうかと思ったりする。

とはいえ、人がいなかったこともあり写真は撮り放題。ふらふらと散歩をする感じであちこちみてまわっていた。この状況でも空港で働いている人たちはいて、自分たちの仕事をこなしている。当たり前といえばそうだが、自分にできるかなって思ったりしてしまった。かつての賑わいの記憶があるだけに寂しさが強い。

次に来るときにはちゃんと旅行するときにしようって思って30分くらいの滞在であとにした。

次に来るときには出国したい

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