※2020年7月の水害により現在一時閉店中とのこと。復旧したらまた行きたいお店なのではやい再開ができますように。
特急「しんぺい」で人吉に到着して次の列車まで時間があった。とはいえ2時間もないくらいでどこか少し足をのばせる感じでもなく、駅のまわりでランチを食べられるお店を探してみつけたのは「球磨焼酎と球磨の食 開」という一軒家レストラン。
人吉駅からは歩いて7−8分のところにある。本当に普通の一軒家みたいなレストランでちょっと敷居は高いのだが、すごくあたたかくむかえてくれてよかった。ランチは蕎麦が基本。地元である球磨でとれた蕎麦粉を店主みずから毎日手打ちして出してくれているとのこと。ハッと目が覚めるような香りのよさがあって美味しかったなあ。夜はジビエなんかもあるみたいで次に人吉にきたら泊まりで来たいなと思ってしまった。
そしてなんといっても球磨焼酎の品揃えがすごい。球磨焼酎をつくっている28蔵すべてのお酒が揃っているとのことで、どれを選ぶか悩んでしまうほどだ。球磨焼酎とひとくくりに言っても蒸留方法などで香りやクセがだいぶ違っていて、どちらを選んでもそれぞれのよさがある。この山深いなかで飲むすっきりとした透明な液体の焼酎。なんだかブータンの田舎に泊まったときに飲んだ焼酎を思い出すなあ。素朴だが力強いアルコールと豊かな香りが美味しい。
次にまた必ず来たいなあと思い、ほろ酔い気分でお店を後にして人吉駅に戻った。その後の水害の被害のニュースをみてショックを受けたのだが、またいつか必ず訪れたいお店です。
球磨焼酎と球磨の食 開
住所:熊本県人吉市上青井町120-5
時間:11:30 – 14:00, 18:00 – 22:00
休み:火
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