六本木でやっていたスヌーピー展をみてきた

2013年10月12日(土)~ 2014年1月5日(日)の期間、六本木の森アーツセンターで開催されていた、「スヌーピー展 しあわせはきみをもっと知ること」というピーナッツのコミック原画展をみてきた。

このブログがアップされる頃にはとっくに終わっているのだが・・きっとこのあと全国巡回するんじゃないかという期待もこめて書いておく。
事前の情報として、かなり混雑しているという話を聞いていたのだが、実際に相当の混雑でチケットの購入ブースからして長蛇の列だった。チケットは前売りなどで確保しておく方が無難だと思う。
ふるいチャーリー・ブラウンの人形
ピッグペンて人形になるとかわいいな・・。

また、午前中に行ったにも関わらず、会場は入場制限をしていて、展示スペースに入るまでに5~10分程度は待った。すごい人気だな。

しかし、そんな困難を乗り越えたとしても展示内容はかなり充実しているので、これは観に行ってよかった。
ピーナッツって新聞漫画なので、紙面でみたりコミック本で読んだときには小さいものなのだが、実際はかなり大きなもので、ちょっとした掛け軸よりも大きく見ごたえがある。
そして、原画ならではの味としては、ちょっとした修正の跡がみえるところ。台詞のいいまわしを書き換えたり、キャラクターの表情を手直ししてあったりしたところがみえて、なんだか人間味を感じるというか、愛情もって描いていたのだなあって思う。
展示会場最後にあるコーナー。

必見なのは作者のシュルツ氏が制作に実際に利用していたデスクが展示されていることで、これはかなり面白い。ピーナッツのキャラクターとともに淡々とした毎日ながらも充実した楽しいライフスタイルだったのだなと思う。アメリカのよき面をみることができる。

ちなみに、音声ガイドはかなり盛りだくさんな内容で充実しているので、展示作品の合間に並んでいるときにも飽きることがないし、借りておくのがおすすめ。
僕はキャラクターグッズにはあまり興味がないのだが、それでもグッズも充実していたし、うっかり買ってしまいそうになった。
スヌーピーとはいま日本にたくさんある販促商品としてのキャラクターではなくて、ちゃんとした性格や文化的背景がある深みのあるものだということを再認識したり、アメリカの文化も悪いものばかりじゃないよなということを知るにもいい展示会だった。とくに、ピーナッツのコミックのよさを改めて知った。このコミックは人の痛みをしった深い漫画だと思う。ひさびさに、うちにあるコミック本を読み返してみよう。
「スヌーピー展 しあわせはきみをもっと知ること」公式サイト

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