赤の広場でクレムリンの壁と向かい合うようにして建っているのがロシアを代表するショッピングモールであるグム百貨店。昔はこの場所も写真撮影が厳しく禁止されていて、写真でも撮ろうものなら怒られたらしいのだが、いまではヨーロッパやアメリカのブランドが出店しているごく普通の百貨店になっている。
ただ、建物は歴史があり1893年の帝政ロシア時代につくられたものらしい。もともとは個人商店の集まりだったらしいのだが、いまではブランド品のショーウインドー的な感じ。ただ、一部の店舗は古きよきロシアを感じさせるものがあったり、お土産ものを集めたショップなどもあるので買いものをするには便利な場所だと思う。
僕が訪れた6月はワールドカップ開催中とセール期間があわさっていたので、かなりの賑わいだった。マトリョーシカは他でも売ってそうだし、蜂蜜とかお菓子はこのあとの旅の長さを考えるとここでは買い控えたいしって考えると買いものをするものがみつからなかったのだが、ウィンドショッピングをするだけでも結構楽しい。
建物の構造がシンプルなので迷いにくいのもいいところだ。赤の広場とセットで訪れることになると思うけれど、時間がなければここでお土産物を揃えてしまうのもいいと思う。もし、時間があればモスクワ郊外にあるイズマイロフ市場まで足をのばした方が色々あって楽しいとは思うけれど。
GUM (ГУМ)
時間:10時00分~22時00分
休み:なし
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