このブログ公開するタイミングではどうやらすでに閉店してしまった模様。カオスで面白いお店だったのだが。
台南での夕食はどこで食べようかいつも迷ってしまう。今回は日本のテレビでも紹介されたらしい「燒貨美食」という居酒屋へ行ってみることにした。このお店「世界入りにくい居酒屋」という番組で紹介されたみたいなのだけど、たしかに薄暗くて入りづらい。でも、それ以上に見つけづらい。海安路から脇道入ってすぐのところなのだが、夜だと本当に暗いのでここ入っていいのかなって悩むと思う。おそらく、僕の感覚だとこのあたりは治安に問題ないと思う。
お店は壁面にはキースへリング、店内には古いポスターや置物、おもちゃが散乱するかのように展示されていて、昭和のバーみたいなのだが、奥にはテーブル席があり家族連れでも楽しめる構造になっている。ちょっと不思議な作りをしている。
雰囲気とメニューは居酒屋なのだが、どうやらタイ料理を名乗っているらしく、そしてメニューがすべて中国語なのでどんな料理が出てくるのか想像もつかない。とりあえずそれっぽいものを頼んでみて、おかしな顔されなかったので変なオーダーではなかったのだな。クールな店員だ。
ビールは自分で冷蔵庫から持ってくる中国スタイル。1月の台南ってこんなに寒かったっけというくらい寒くてあまりビールを飲む気分でもなかったのだが、他に選択肢がなさそうなのでビール飲んで待つことにする。
料理はわりと無難な感じでエビの酒蒸しみたいなものは、さすが台南という感じで美味しかった。そしてなにより安い。ただ、量が多いので少人数で行くとあまり食べられないのが残念だ。こういうお店は暑い熱帯夜のような夜中に大人数で訪れた方が楽しいだろうなとか思っていたら、まさかの閉店。もっと訪れておけばよかったといまさらながらに思ってしまう。
燒貨美食
住所:台湾台南市中西區海安路2段296巷20號
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