台南の新美街の裏通りにあって隠れ家的なバーなのだが、もはや台南でも屈指の人気店。古い建物を奥に長くリノベーションしていて、店内はいった入口あたりも面白そうなのだが、メインは奥のエリア。今回も20:00くらいに整理券を受け取り、阿田水果でフルーツの盛り合わせ食べて時間つぶしたりして21:00にお店の前に戻ってきた。
週末なこともありお店の前には人だかりが出来ていて賑わっている。今回もまた奥のエリアに通されて大量のお酒を前にテンションあがる。TCRCのバーテンダーはどこかのカクテルコンテストで優勝したらしいのだが、そんな経歴は関係なくオリジナリティがあって、ここでしか飲めないカクテルを出してくれる。毎回驚きがあり、そして美味しい。
今回もまた「甘いの酸っぱいのどっちがいい?」とかあれこれ話しながらオリジナルのカクテルを作ってもらうことにする。ちなみに、この会話はお互いにカタコトの英語なので自信をもってカタコトの英語で会話できるし、わからないことは聞き直せば、ほかの表現で教えてくれるので安心してオーダーできる。
そして出てきたのは上にベイクドチーズケーキが乗ったオレンジのカクテル。そのオーダーでこれ出てくるのかっていう斬新な驚きがある。これデザートじゃんと思いながらカクテルを口にするのだが、ちょっとビターな感じとオレンジの酸味があわさり絶妙に美味しい。そして、上にのったケーキもおまけじゃないというくらい主張があっておかわりほしくなるくらい。
つぎに出てきたのはキュウリのカクテル。その後トマトのカクテルが出てきて、締めにはコーンスープのカクテルが茶碗みたいなカップに入って出てきたのだが、この流れは食事ではないか。面白すぎる。
キュウリのカクテルは瓜の酸味をいかしたカクテルで甘さは抑えていてすっきりとしていて、トマトは台湾ではフルーツの扱いをされることもあり濃厚な味わいで甘みもある。
そして、驚きのコーンスープのカクテル。それって美味しいのか?と思うわけだが、これが冷製スープにアルコールを感じるような感覚とトウモロコシの甘みがあわさり確かにカクテルとして成立している。フルーティなカクテルでここせめてくるのはすごく楽しい。
毎回訪れるたびに新しい発見があるTCRCで今回もいろいろ飲んでしまった。バートしても普通に手頃でカジュアルなお店なので台南の夜は一度は訪れてみてもらいたい。日曜日はお休みなので週末の旅行をするときには日程に気をつけてください。
TCRC BAR
住所:台南市中西區新美街117號
時間:21:00-深夜
休み:日曜日
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