香港のスターフェリーや尾道の渡船に匹敵するくらい気持ちがいい、ちょっとしたクルーズが楽しめる路線だなあって思った。門司港駅をおりると広場があって、そこから向かい側にある下関まで連絡船が出ている。
人のみの移動なので船はそれほど大きくないのだが、流れのはやい関門海峡を渡っていくのですぐ近くを貨物船が通ったり、ダイナミックな関門海峡を間近に眺めたり。そして、歴史的にも壇ノ浦の合戦はいまの関門橋のたもとあたりで行われたといわれていて、宮本武蔵の巌流島もこの近くにあるという。絶景でも、歴史に思いをはせてもすごく魅力ある路線だ。
門司港と下関にある唐戸の路線は20分間隔で出港していて約5分の船旅。そうか、関門橋ができるまではここが九州の玄関口としてみんな鉄道から乗り換えたり、本州からやってきていたのかと思うと感慨深い。9月の門司港はたいした日陰もないのでちょっと暑いなと思ったのだが、カフェで売っていた地元産のクラフトビールが抜群に美味しかったなあ。ビールのんで出港を待つ。
ちょうど夏が終わった暑すぎることなく、気持ちのいい季節だったのがよかったのかもしれない。海の色も美しくてのんびりとした船旅は最高に気持ちよかった。船室にいるのがもったいないな。ぜひ屋上にいて風を感じてまわりの風景を堪能したい。
門司港から下関に訪れると、下関の方がひらけていて車の量が多い。そして、唐戸市場という巨大な魚市場があってここが楽しいのです。
連絡船のほか、海峡をまわるクルージングや巌流島にいくルートもあるみたい。でも、やっぱりこの関門連絡船が一番よさそうだなって思う。
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