三軒茶屋で台南の味「蜷尾家(二ナオ)」でのソフトクリーム

台南で人気の蜷尾家が東京に進出するというニュースを聞いてびっくりした。たしかに台湾でも人気のお店だけど、あの台南の街角でやっている小さなお店のソフトクリームが日本でも、しかも東京で食べられるとは。なんという幸運なのだろうか。

台南のお店はこんな感じ
蜷尾家甘味處のソフトクリームふたたび
蜷尾家甘味処(台南)のソフトクリーム

2018年10月に三軒茶屋にオープンしたばかりで、いまは売り切れ次第お店が終了ってことでかなり混雑しているみたいだが、ちょっと三軒茶屋まで行ってみることにした。お店は三軒茶屋駅の3番出口でてすぐ近くの商店街のなかで、ちょっとおしゃれな下町っぽいところが台南に似ている。そして、すぐ近くにはThe Alley 鹿角巷のお店があってなんか台湾の濃度が高い一角だな。

お店の外観

お店は台南にある雰囲気が感じられるつくりだが、イートインのスペースがあるので天候に左右されずお店でソフトクリーム食べられるのがいいところだ。オープンして間もないこともありときには行列になるみたいだ。

フレーバーは台南のお店と同じく二択。僕が行ったときはウーロン茶の一種である包種茶と小豆の二種類だった。お店の人と話す機会があったのだけど、フレーバーはぜんぶで110種類あるのでコンプリートするのはかなり至難の業だ。東京にお店出してみてびっくりしたのは、今日はなんのフレーバーなのか?って電話で問い合わせしてくる人がすごく多いっていうことだった。たしかに、台南だと行ってみて「今日はピスタチオかー」とかそのときの出会いを楽しんでいた気がするが、東京だともっとせわしなく確実性を求める傾向にあるのかもしれない。でも、このお店では台南のゆるさのまま「行ってみてわかる二択のスタイル」でやって欲しいなあって思う。

包種茶のソフトクリームは見た目も最初にくる味わいも抹茶によく似ていて、緑茶の風味が強いのだけど、後味はたしかにウーロン茶の香りがあっておもしろい。味わったことがない初めての体験だな、そしてさっぱりとして甘みがあってこれは美味しい。ソフトクリームにしてはちょっと高いけれど、ここでしか味わえないということを考えるとこの値段は納得できる。

三軒茶屋っておもしろいお店結構あるし、しばらく通ってしまいそうだな。

包種茶のソフトクリーム
この日のメニュー。ソフトクリーム以外にもあるのが三軒茶屋店の特徴

蜷尾家/NINAO(二ナオ)
住所:東京都世田谷区三軒茶屋1-33-15
時間:平日12:00-23:00 / 土日祝11:00-23:00


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