酒田「ケルン」にはここでしか味わえない伝説のカクテルがある。

2年前に訪れてすごく面白かった酒田のバーにふたたび訪れることができた。酒田にあるケルンは昼間は喫茶店で夜はバーというお店の形態。ただ、お店のつくりは喫茶店そのもの。明るくてカウンターに人がずらっと並んでいる。前回の訪問:伝説のバーテンダーが作るカクテルを堪能 – ケルン(酒田)

というのも、ケルンでカクテルを作っているバーテンダーは2017年時点で91歳という井山計一氏。でも、91歳という年齢はあまり意識する感じではないかも。気のいい、おしゃべりが面白いおじいさんという感じ。もう90歳こえたからって珍しい時代でもなくなってきているのかもしれないな。それくらい元気にカクテルを作っている。とはいえ、夜遅い時間だとお休みになるみたいなので、訪れるとしたらはやめがいいと思う。

伝説のカクテル「雪国」
青リンゴと井山氏
青リンゴのアップ
モヒート

ここで飲むべきなのは世界的なスタンダードのカクテルである「雪国」。1958年にできたということでもう60年くらい前からあるカクテルで、なんか鮮やかな緑のチェリーが古くささから一周まわって斬新なデザインという感じがする。ただ、ウォッカベースのカクテルはかなり強烈にアルコールが高いので気をつけてのまないと。おつまみは、おかきの盛り合わせだったりして家庭的。井山氏いわく「いろいろ試したけど、一番いいのはこれなんだよね」ということ。たしかに、このお店の雰囲気にもあってるし、この日本的なカクテルにもよくあう。

このほか、青リンゴというオリジナルのカクテルも頼んでみたが、あめ玉が入っていてこのカクテルの雰囲気も古いようで新しい感覚があり面白い。この酒田の街で飲むのがまたいいのかもしれないな。カウンターで飲んでいたこともあり、結構深酒をしてしまったのだが、自家製ミントのモヒートが美味しいよってことで頼んでみることにする。ミントがたっぷりのモヒートは清涼感あるカクテルだが、いままで飲んだモヒートのなかでやっぱり一番アルコール度数が高いような気がする。ここのカクテル、値段あたりのアルコール度数ってことからでもコストパフォーマンスがいいバーなのかもしれない。

外観

ケルン
住所:山形県酒田市中町2-4-20
時間:10:00-22:30
休み:不定休


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