春の越後妻有への旅。

4月の終わりというかゴールデンウィークのはじめに越後妻有を旅してきた。すっかり春だと思っていたら、この土地はまだ雪解け直後で春が始まったばかりのようだった。越後妻有には何度も来ているけれど、早春の時期ははじめて。こんなにも自然の淘汰とは激しいものなのかって思ったくらい。

早朝に家をでて、車で向かったのは津南の秋山郷。越後妻有エリアのなかでももっとも秘境なところで、100年くらい前までは冬は雪で閉ざされてしまうこともあったみたいだ。秋山郷へ向かう道も途中はガードレールがない谷間の道を進んだりするので結構すごい。

見倉の吊り橋
雪解け水がすごい
結東の石垣田
フキノトウ(このあと摘んだ)

結東見倉という秋山郷のなかでも比較的手前の方にあるエリアを少し散歩してみたのだが、まだまだ現役で使われている吊り橋があったり、まるで遺跡のような石積みの棚田があったりして日本っぽい風景なのに日本じゃないみたいな感じがする。ブータンを旅行していたときのことを思い出す。すごいエリアだ。

その後、大地の芸術祭でつくられた「出逢い DEAI」の建物を見学して早めの夕食は津南物産館にある「とんかつ つまり」にて食べる。いつもとんかつを食べてしまうので、今回は豚の生姜焼きを食べてみたのだが、これからはとんかつとどっちを頼むのか迷うレベルだ。これも美味しい。

出逢い DEAI
宿泊はベルナティオ
とんかつ つまりで食べた生姜焼き美味しかった。。

宿泊したのはいつもの定宿であるベルナティオ。ここはいいホテルだなあって思う。今回、はじめて早春の時期に泊まって敷地内を散歩してまわったのだが、山桜の巨木があったりしてちょっと遅れてきた春を楽しむこともできた。

チェックアウト後には、ここも何度も来ているのだが越後妻有の定番であるへぎそばの由屋でランチを食べて帰宅。今回の旅では越後妻有の厳しい冬の時期を垣間見た感じがする。次に来るとしたら冬に来てみたいなと思った次第。

この旅の記録:春の越後妻有への旅。(2017年4月)


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