早春の秋山郷、見倉橋あたりを散歩してきた

雪解けしたばかりの越後妻有、秋山郷のあたりをトレッキングというほどではないが、散歩してみることにした。このあたりは名水百選にも選ばれた龍ヶ窪とか豊かな自然や里山の風景が残っている。

ただ、冬は相当に厳しい季節なんだろうなあって思わせるものがあった。そして、この秋山郷を奥に進んでいくと山の向こう側は群馬の中之条あたりと知って不思議な感じがする。でも、たしかにこの風景には共通するものがあるのかもしれない。

ということで秋山郷へのアクセス。関越道を降りて越後妻有エリアまでやってきて津南町の中心から、さらに車で30分ほど山道を走っていく。

秋山郷といっても、かなり広範囲に広がるエリアとなっていて、今回の目的地である結東地区はまだ手前のほうにあるらしい。それでも、崖の横すれすれの道とかあって結構ダイナミックだなと思うくらいなのだけど。

近くの集落に車をとめて散歩に出てみることにする。4月末というのに、このあたりはまだ早春の雰囲気で山桜がきれいに咲いていたりする。雪解けからまだ間もないらしく、ようやく木々が起き始めてきたという感じ。山菜などもあちこちに見かけて、少しわけてもらったりした。

集落から川のほうへ降りていくと、吊り橋がありここは見倉橋という秋山郷でももっとも美しい風景のひとつとして有名なところ。中津川渓谷にかかる木製の吊り橋はいまだ現役で地元の重要な交通路として使われているとのこと。雪解け水が流れていて美しいドラマチックな風景だ。

橋の上からながめる風景も圧倒的でブータンあたりを旅行していたときのことを思い出した。こういう風景好きだなあ。越後妻有はなんども来ているけれど、はじめてやってきた秋山郷の風景はまた素晴らしいものだった。

秋山郷:見倉橋
住所:新潟県中魚沼郡津南町結東地内


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