プーシーの丘で夕陽を眺める

ルアンプラバンで夕陽を眺めるのであれば、一度くらいはプーシーの丘に登ってみてそこからルアンパバンの風景を眺めたりしながら、メコン川の向こうに沈む夕陽を眺めるのがいい。

たとえ、登った先の丘の上はえらい騒ぎであっても、曲がりなりにも世界遺産に登録されているこの丘から眺める風景は感動する。ただ、場所取りとかする人がいたりして面倒なんだよなあって話はある。

プーシーの丘は標高150メートルほどで、長い階段はちょっと面倒だが、のんびり行っても10分もあれば登り切ることができる。ずっと階段なのでサンダルでも平気なくらいではある。丘への入口は王宮博物館の向かい側から。途中に入場料を払うポイントがある。

階段をあがっていく、ひたすらに

頂上からはルアンパバンが一望できる。旧市街は手前のやぶで見えづらいけれど、反対側の新市街はよくみえるし、南無・カーン川や空港から飛び立つ飛行機などもみることができる。なんとなく、煙ってみえるのは夕食の準備をしているからなのかなあって思ったりする。毎日こうして、ここでは川が流れていて、夕食の準備がされているのかと思うと、それは当たり前のことなんだけど、なんだか不思議でもある。

頂上からはルアンパバンの市街地がみわたせる
飛行機が離陸していくところもみえる

頂上には寺院があり、地元の人はここでお祈りをしている。また、籠に入った雀を売っている人がいて、これに願掛けをして逃がすということをやっている。まあ、その雀は持ち場の巣に帰るだけでしょ、とか無粋な想像はさておき、ちょっと試してみるのも面白い。

なぜならば頂上まであがっちゃうとあまりやることもないから。そして、すごい賑わいなんだよな。たぶん、夕暮れ時ぎりぎりに訪れると山に登る前に太陽が沈んでしまうと思うし、なにもみられないかもしれない。そして、ものすごく騒々しい。

アンコールワットで眺める夕陽もそうだけど、メジャーな観光地では、もはや落ち着いて夕陽を眺めることもままならないのかと思ってしまう。みえるのは本当に美しい景色なんだけれど。

Mount. Phousi
入場時間:8:00-17:00


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