なんで5月にオクトーバーフェストなんだよって思ってしまうのだが、数年前の10月に日比谷公園でやっていたオクトーバーフェストは、それはそれはうら寒い夜中に人の影もまばらで寂しいものだったので、それを考えるとビールがうまい季節に屋外で飲みまくろうっていう心意気は、祭りの名前さえ気にしなければいいんじゃないかと思う。
ということで、ひさびさの日比谷公園に行ってきた。霞ヶ関側から公園に入ったのだが、もうすごい人の数。あちこちにゴザひいてお花見みたいなグループがいたのだが、これはこれで楽しめるやり方なんだなということをあとで知る。
しかしながら、この祭りの醍醐味は日比谷公園の噴水を中心とした会場エリアに行くこと。あいているテーブルを探すことも難しいけれど、まあなんとか潜り込んじゃえばあとは周りのテーブルの人たちと楽しめます。
このお祭りのルールとしては以下の手順で参加。
- まずは財布をもって手ぶらで飲みたいビールの列にならぶ
- ビールグラスのデポジットとして、ビール代にくわえて1,000円を支払う(この時点で2000円くらい払うことになる)
- ビールを飲む
- 新しいビールを飲みたい場合は、また列にならぶ
- 飲み終わったビールのグラスと交換で、新しいビールをもらう(この場合はビール代のみ)
- 途中で瓶を割ったら、1000円のデポジットは消失
- 無事に瓶を割ることもなく、会場を後にする場合は、ビールグラス返却口でグラスと交換に1000円を受け取る
ただそれにしても、ビールは高いなあ・・という印象。500mlのビール一杯で1,200~1,500円とかなんだそれはともいいたくなるのだが、まあうまいので飲んじゃいます。知らない間に結構飲み進められてしまうので注意が必要。
そしてこの祭りのハイライトは中央会場のブースで行われるライブじゃないかと思う。半ズボンのややいけてないドイツ人おっさんのライブなのだが、みなしたたかに酔っ払っているので、これがまたやたらと楽しい。ぜんぜんおしゃれじゃないのだが、ボブディランの”Knocking on Heaven’s Door”を合唱したり、ビートルズの”Hey Jude”で盛り上がったり・・まあしらふならどうかと思うが、こういうベタなのが日比谷公園でドイツの祭りなんだって思う。
ある意味、六本木のベルギービール ウィークエンドと対極にある存在だなって感じるわけだが、誰でも結構楽しめるのでおすすめです。居酒屋で飲むだけでなく、外で飲める季節は外で飲んで騒いでしまおう。
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