無名米糕で台南小吃を味わうのです。

台湾で旅行しているとたまに見かける「無名」という店名。最初はそういう名前のチェーン店でもあるのかと思っていたのだが、どうやらこれはその名の通り「名前がない店」がそのまま進化したものらしい。

屋台とかから始まって店名とかつけずにいたのだが、それがそのままお店を構えることになったが相変わらず名前がない(もしくは店名がみんなに浸透していない)ということみたい。京都にある名前のないラーメン屋とは似ているようだが、なりたちが全然違うというか、こういうところって台湾らしいと思ってしまう。「いいよいいよ、名前なんてさ!」という感じ。

無名米糕

ということで、PariPariから歩いて5分くらいのやっぱり車の通らないような路地にある小吃屋に行ってみた。ここは「無名米糕」という店名でお店に看板とかかかっていないのだが、路地でここだけ人で賑わっているんので行けばすぐに分かる。

米糕という台湾を代表する小吃、魯肉飯とも違う小さなどんぶりご飯で有名なところです。紙に書かれたメニューにチェックをいれてお店のおばちゃんに渡して料理を待つ。お持ち帰りの客もひっきりなしに来ていて人気店だ。

これが台湾おこわの米糕です

小さいどんぶりに出てきた米糕はもち米がまざったご飯の上に豚肉の煮込んだものと上にのったでんぶが絶妙なバランス。ちょっと濃いめの味つけが美味しい。これは確かに晩ごはんに持ち帰りしたくなるご飯だ。この米糕という料理は台南や高雄が本場なので、台湾南部を訪れた場合にはぜひ食べてみてください。魯肉飯よりさっぱりしていて、これはこれで絶品な台湾グルメです。

無名米糕
住所:700台南市中西區中山路8巷5號
時間:9時30分~15時00分、17時00分~20時00分
休み:日曜日


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