ベトナム発のLCCであるベトジェットエア(Vietjet Air)に乗ってハノイまで行ってきた。機内でCAが水着ショーやったりとわけ分からないプロモーションをすることがある会社なのだが、フライト自体はいたって普通だった。ハノイまで往復2−3万円で行くことができるというのは結構衝撃的に安い。
とはいえ、結論としては座席がペラペラ過ぎて結構しんどいなあというところではあるのだけど。セールでプロモーションの激安チケットを買えたので乾期ぎりぎりの4月下旬にハノイへ行ってみることにした。ベトジェットエアは成田空港は第2ターミナルからの出発。チェックインカウンターがどこにあるのだろうかと思ったら、出入口近くに無理矢理つくられたようなスペースにカウンターがあった。エアアジアXと似たような感じの扱いされている。
機内の乗客層は出稼ぎに来ているベトナム人がメインみたいな感じがする。ハノイ行きは大きな荷物を持った人が多く、成田行きは緊張した雰囲気の人がちらほらと。ベトナム人が日本を旅行するのは査証のハードルが高いらしいので、これは出稼ぎがメインなのだろうなと思う。
ハノイへの行きはほぼ満席だったこともあるのだが、座席に縛り付けられているかのような感覚があった。そして、座席はクッションというものはなくて合皮のシート革だけという感じ。後ろの人の膝頭の体温を感じるくらい薄い。クッションとかそういう概念はありません。これは、絶対通路側に席をとって定期的にお手洗いに行くなど動いた方がいいと思う。
帰りはハノイのノイバイ空港の国際線ターミナルから出発。2015年に来た以来だけどあいかわらずの混雑具合だ。これはベトジェットのカウンターに限らずの状態。ノイバイ空港は、空港内に入れるのはチケットをもった人だけっぽいのだが、見送りの人がその数倍入口にいるので、空港へ入るだけで大混雑でカオス。スリなどには充分気をつけた方がいいです。
ターミナル内もかなり混雑しているので時間に余裕をもって行った方が良いし、ベトジェットエアに関してはオンラインチェックインをして行った方がいい。僕は帰りのチェックインをしたあとホテルのフロントでチケットを印刷してもらって行ったのでチェックインカウンターを回避できて本当によかった。
帰りのフライトは曜日の関係なのかガラガラ。深夜便だったのだが3列全部を使うことができたので、横になってぐっすりと眠っていたらあっという間に房総半島までやってきた。GWちょっと前、早朝の房総半島は田植え前で水がはられた田んぼがキラキラを反射していて日本は水が豊かな国なのだなあって実感した。そして、ベトナムと同じく水田の国なのだな。
ベトジェットエアについて、接客もいいしオンラインチェックインをすればまあ混雑は回避できるものの、セールでよほど安いチケットが出てこない限りはベトナム航空の方が圧倒的に快適だな・・と思った次第。とはいえ、LCCは好きなので今後もベトナム国内線などでは乗ってみたい。
コメントを残す