会津の山奥にある400年前の交通の要所、大内宿へと行ってきた。湯野上温泉駅前から出ているシャトルバスにのって10分くらい。雪に埋もれた大内宿は、かつては冬の間は世界が閉ざされていたんじゃないだろうか。
ここは400年前には会津若松と今市を結ぶ街道の宿場町として栄えたとのことで、通りの両側には茅葺き屋根の古い家が並んでいる。本当に映画のセットみたいな不思議な空間だ。とくに雪がつもっているときにはそんな感じが強い。
まあでも、訪れたタイミングは雪祭りをやっていて拡声器で大騒ぎしているし、旅情みたいなのはあまりなかったのだけど。通りにある山形屋というお店で囲炉裏の火にあたりながら蕎麦を食べて、岩魚の骨酒飲んで身体をあたためたあとはちょっと散歩。
大内宿の裏山にのぼると一望できるところに出るのだが、まあここがよく滑る。転ばないように気をつけて見物をしてきた。本当に周囲の世界から閉ざされた場所で移籍のようにも思えてしまうくらいだ。でも、ここに人は住んでいて生活していて、なんならいまでも旅籠のように泊まることができるんだよなあ。いつか泊まってみたいなと思う。
大内宿、ひさびさに来てみて楽しかったので次は季節を変えてまた来ようと思う。
大内宿
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