福岡のヴェネツィア、柳川を散歩。

今回の福岡旅もまたあまり予定もなく移動している。この日は博多から西鉄にゆられて約1時間、やって来たのは柳川。駅に降りて思ったのは「なんだかやけくそに寒い」。風が強くてそれがすごい冷たい風だったせいもあるのかも知れないし、僕がうかつにもちょっと薄着だったというのもある。いや、そんなに寒いなんて。

ところで柳川について。この街は福岡のヴェネツィアといってもいい感じで、かつてお城があった場所を中心として街中に水路が巡らされている。かつては小舟にのって人や物が行き交い、いまは観光客が小舟にゆられて巡っている。いやでも、水路が風の通り道になっていてはた目にはとにかく寒そう。とてもじゃないけれど、あの船に乗る気にはなれないなって思ってしまった(あとでコタツ船があることを知ったけれど)。

柳川の街中。福岡市への通勤圏なこともあり水路のある郊外住宅街という感じ。
日曜日だけど街は静かだったな
ちょっと古い城下町に入ると雰囲気が出てくる
でもやっぱり住宅街のなかを小舟で移動している感じが不思議
柳川の水路

まずは腹ごしらえというか、お昼ご飯を食べることにする。柳川はうなぎ料理で有名で、地元でも人気の高い元祖 本吉屋というお店へ訪問。焼いたあとさらに蒸し上げたうなぎはふっくらとしていて、うなぎのもっている味わいみたいなのを堪能できる。これ美味しいなあ。

うなぎを食べて元気も出たことだし、街中をみてまわる。観光の小舟は狭い水路を通りぬけたりしていて、京都の伏見や千葉の佐原みたいな雰囲気なのだが、わりと普通の住宅街を通ったりするので、ちょっと日常感があるというか不思議な感じがある。季節を変えて柳川に来ることがあったらのってみたい。

この狭いところを船が通っていくのです。
次にきたときには乗ってみたいなあ

柳川を後にする前に立ち寄ったのは、古い城下町からちょっと外側にある三柱神社。ここは初代柳川藩主をまつっていて、境内に雰囲気がある。それにしても寒いなあ。12月はじめだというのにこんなに寒いなんて。うなぎを食べた以外には寒さに耐えながら水辺を歩いたっていう記憶しかないな。これはきっとまた暖かいときにおいでってことなのかなと思い、福岡に戻って帰路についた。

初代柳川藩主をまつっている三柱神社
盆栽みたいな松の木だ

 


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