池上のベジタリアンお弁当「吉祥軒素食飯包店」は感動の美味しさ。

台湾といえばアメリカやインドとともにベジタリアン文化が盛んなところで、「素食」というベジタリアンをあらわす看板をあちこちで見かける。池上駅周辺で食べられるお弁当にもベジタリアン向けのお店があるので訪れてみたのだが、台湾のベジタリアン食ってすごいって思えるものだった。

吉祥軒は池上駅前、家郷池上弁当のほぼ隣にあるのだが、店先に自転車が並んでいるので、ちょっと見ると貸し自転車屋にみえる。店内にテーブルが並んでいてお弁当食べられるのかな?って思うくらい。

お店は貸し自転車屋みたいだ。

お店に入っても「あ?自転車借りる? え?お弁当?ちょっと待っててね」という感じでお弁当商売へのやる気はあまりなさげな感じもする。しかし、店の奥からお弁当を持ってきてくれて店内のテーブルで食べることにした。自転車屋でお弁当食べるっていうのがなんだか不思議だ。

ベジタリアンな素食のお弁当なのだが、外見は揚げ物があったりハムみたいなのがあったりして普通のお弁当な感じ。家郷池上弁当と比べて野菜炒め入っているのかっていう違いしかなさそうにもみえる。しかし、食べてみておどろくのだが鶏の唐揚げみたいなのは大豆だったり、湯葉を煮物っぽく味付けしていたりと外見からは想像つかないくらいさっぱりした味付けになっている。

お弁当の包装
これがベジタリアンなお弁当、そんな風にはみえない

そして、これがお米にもよくあっているんだよなあ。お米の炊き具合は家郷池上弁当の方が美味しいなと思えるのだが、このベジタリアンなお弁当はちょっと感動する。

食べ歩くのが大変だとしても、吉祥軒のお弁当はお持ち帰りにして列車のなかで食べてもいいくらいだなって思える一品です。台湾の食文化の奥深さを感じる食事だった。

吉祥軒素食飯包店
住所:958台東縣池上鄉中正路6號
時間:11:00 – 18:30
休み:不定休


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