古い駅が公園になっている「台東鐵道藝術村 Taitung Railway Art Village」

台湾の台東駅は新幹線が開業する予定があるらしく、予定段階のうちに先に駅を移転してしまっている。新しい駅は旧市街地から歩いて行ける距離ではなくてバスが通っているのだがわりと不便。

昔の駅は旧市街のどまんなかに終着駅っぽくあったみたいなのだが、何故先に駅を移動させてしまったのか。日本でいうと新幹線が新函館北斗駅ができるので、先に函館駅を廃止しちゃったみたいな感じだな。

廃線跡が残っている
古い車両も保存されていたりする

古い台東駅はどうなったかというと、街中にあるバスターミナルと大きな公園になっている。駅舎や廃線跡が残されていて、古い車両もいくつか置いてある。これをみると昔の台東駅は旅情のある駅だったのだろうなあって感じられる。旧市街のまん中にあって散歩するにはいいコースなので、夕方から夜にかけて行ってみたり昼間にも訪れてみたが、夕暮れ時にいくのがきれいだった。

昼間は暑い台東の街が夕暮れになると海からの風が入って涼しくなってくる。ようやく街の人たちは夕涼みするみたいに公園に出てきてのんびりしたりしているのを眺めると、街中に大きな公園があって治安がよいというのはなんて幸せなことなのだって思う。

線路内に入れるのは公園ならでは。。
夕方くらいから盛り上がってくる
夜の方が賑やか

公園の中はその名の通りアートが展示されていて、夜になるとランタンに光がはいったり、地元のお土産売りの屋台が出てきたりする。週末にはイベントなども開催されている。駅舎の一部は道の駅みたいになっていて、ここでもお土産ものを売っていたりするので買いものにもいいと思う。

台東の街はとにかく治安がいいなって思うので、夕方から夜にかけて散歩してみて夕暮れの時間をここで過ごすのが台東旅のいい思い出になるんじゃないだろうか。

台東鐵道藝術村 Taitung Railway Art Village
住所:950台東縣台東市鐵花路369號


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