大三東駅から次の列車が車でかなり時間があったので、バスで少し先回りしてすすむことにした。島原鉄道と並行してバス路線が通っていて古部駅までもそこそこ時間かかるものの、ほぼ定時運行をしている。
古部駅はバス停がある国道から少し小路をはいった先にある。道路を歩いていたら小さなカニが目の前を横切っていたりして、ここが本当に海に近いんだなって感じる。てか、カニってこんなところまで上陸してくるのか。
古部駅は大三東駅よりも北側にあって、対岸には諫早の街がみえる。このあと、1時間くらいかけてあのあたりまで行くのかと思うとちょっと不思議な感じ。さきほどいた大三東駅よりも潮がひいていて少し干潟がみえるのだが、海から聞こえる音がすごく癒やされる。車の通り道からはだいぶ離れているので人工の音がまったくしない世界で潮の満ち引きの音が聞こえてくるのはなんて贅沢なのだ。
次の列車が来てほしいような、もう少し後でもいいような。いつまでもこの風景を眺めていたいなあって思える場所だった。島原鉄道では大三東駅とともに訪れる価値がある駅だ。
古部駅
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