本格的なベトナム料理が食べられる池袋の「サイゴンレストラン」。

ミシュランガイドのビブグルマンに掲載されたこともあるベトナム料理店。サイゴンレストランへ行ってきた。池袋駅の東口を出て歩いて5分くらいのところ、雑居ビルのなかにあってちょっと分かりづらいし、まさかこんなところに東京を代表するベトナム料理店があるとはっていう感じがする。東京で食べるベトナム料理って「ニャー・ベトナム」っぽい洗練された感じがしていたが、こちらは結構アットホーム。厨房もスタッフもベトナムの人が多く働いている。

料理の値段はわりと手頃でコストパフォーマンスはよいと思う。いわゆるフォーとかバインミー以外のベトナム料理がちゃんとそろっていてどれも気になる。ベトナムで食べたコムガーがあればいいなと思ったのだが、それは見当たらず。

このお店でもっとも有名なのは、春巻きの皮を編み目のあるライスペーパーで包んで揚げているアミアミ揚げ春巻き。ベトナムといえば生春巻きが有名だが、現地では揚げ春巻きも普通に出ている。これはそれをちょっとアレンジしたものでさくっとした食感がビールによくあう味だなあ。

自家製ソーセージ。ビールにあう。
サイゴンレストランを代表するアミアミ揚げ春巻き
バインセオ、これが食べたかった

ベトナム料理ってたくさんの野菜を食べる印象があり、その代表格であるバインセオがあったので迷わずオーダーする。もっとボウルに野菜をいれてくれてもよかったのだが、それでもたくさんの野菜をお好み焼きみたいに食べるというのは久々に食べたがベトナムに行きたくなる。

高級料理っぽいところだと、海老のタマリンド炒めで干し柿っぽい味わいのタマリンドを使った炒め物はベトナムでもちょっとお高いところで出てくるイメージ。ここのタマリンド炒めはすごく洗練されていた。一方でカニ入り焼き春雨は優しいタイ料理っぽい感じで家庭的な味付け。ニャー・ベトナムほど高級でもなく、手頃にちゃんとしたベトナム料理が食べられるのがサイゴンレストランのいいところだな。フォーだけじゃないベトナム料理を楽しみたいときに入門編として訪れるにはいいところだと思う。

海老のタマリンド炒め
カニ入り春雨

サイゴンレストラン
住所:東京都豊島区東池袋1-7-10 鳥駒第一ビル3F
時間:11:00-15:00,17:00-22:30
休み:不定休

 


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