[浅草]「ロシア料理 浅草 マノス」下町の本格的なロシア料理レストラン。

ロシア料理というとピロシキが有名で何回かは食べたことがある。ボルシチは名前は知っているけれどよく知らない。ビーフストロガノフは言いづらい謎の料理という知識だった。とはいえ、ちょっと気になる料理なので勉強してみようかと行ってみたのは浅草にあるマノスというロシア料理専門のレストラン。

マノスは創業が1969年というからもう50年くらい前からやっている老舗のレストランになる。週末のランチに訪れたのだけどわりと混み合っているので予約した方が安全かもしれない。本当に下町のどうってことない路地裏にあるレストランなのだが、ゆったりした時間が流れていていいところだったな。

食前酒にウォッカ
まずはサラダ
ボルシチ、酸味のあるスープ
マノス名物の壺焼きスープ

ランチに頼んだのは前菜などがついてくるフルコースランチ。食前酒にウォッカを飲んだのだけど、これはもう薬草が効いていて僕の好きなやつだ。飲んだ種類にもよるのかもしれないが、ドイツのウンダーベルグを思い出した。あれも結構好きなんだよな。

わりとどうってことのないサラダをたべてスープにボルシチが出てきた。これはビーツをベースにしてサワークリームをあわせたスープだったのか。ビーツの出す鮮やかな赤い色が美しくてそして、酸味のあるスープと肉のうまみがあわさり新しい感覚のスープだなって思う。

ビーフストロガノフ
小物がロシアでかわいい

壺焼きのクリームスープは見た目ほどのインパクトは残さなかったものの、メインに出てきたビーフストロガノフは白かったのにびっくりした。ビーフストロガノフってビーフシチューの別名くらいに思っていてトマトや赤ワインで作られたものというイメージだったのだが、ロシア料理として出てきたビーフストロガノフはクリームソースがベースになっていて、これもまたちょっと酸味を感じる上品な料理だった。

ロシア料理ってフランス料理の影響を受けている感じがするのだが、使える食材などが違ったのでどこからか独自の進化を遂げている感じがする。そういえば、むかしのロシア貴族の公用語はフランス語だったらしいしな。フランスの影響はあったのだろう。

マノスはロシア料理について入門編としてちょうどいいレストランだと思う。わりと手頃で敷居もひくく本格的なロシア料理を楽しめる。それにしても、やはりロシア料理、本物を食べに行ってみたくなる。

浅草の裏通りにあるレストラン

浅草マノス
住所:〒111-0034 東京都台東区雷門2−17−4
時間:11:30-15:00,16:30-22:30
休み:火曜日


Comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください