GWあけの最高に天気がいい週末にかけて松本へ行ってきた。東京からは車で3時間くらい。地図以上に距離がある街だなって思うけれど、中央道で八ヶ岳パーキングエリアを過ぎたあたりからは景色も美しくテンションがあがる。
松本についてホテル(今回は松本駅近くの飯田屋)に車を預けて市内を散策。ランチは信州産の素材にこだわったフレンチを提供しているヒカリヤ ニシでいただいた。古い蔵をリノベーションしたインテリアや見た目にも美しい料理、意外な素材の組み合わせなど、どれも楽しく美味しい料理だったな。
ランチのあとの腹ごなしは松本城の天守閣にのぼってきた。ものすごく天気がよくて遠くまで見渡せる日だったこともあり天守閣の上から眺める松本市の風景や北アルプスは心に残る風景だったなあ。ちょっと暑いくらいの日で天守閣までのぼって大変だったが通り抜ける風はひんやりとしていて気持ちがよかった。
そして、気になっていた信濃毎日新聞社のメディアガーデンに行ってみて、松本ブルワリーのタップルームの新店舗へ行ってきた。こちらのお店は11:00からあいていることもあり、中町通りの店舗と比べても利便性がたかい場所だ。タップ数も多くて楽しいし、こちらはこだわりの餃子もあったりしてちょっとした食事を楽しめるのもいいところ。オリジナルグッズもセンスいいので必見です。
信毎メディアガーデンは松本ブルワリー以外にも2階にPOMGE Cidre & bonbonという信州産のリンゴをつかったショップがあってここではシードルの試飲ができるのが楽しい。ビールのんでシードルのんで(なんならヒカリヤ ニシではワインも飲んだけれど)、もう今日は車を運転する予定もないので飲みまくってしまった。たのしい旅だ。
その後は、いま思ってもこのときなにを考えているんだって感じだが、シメにラーメンを食べたくなって松本駅で昼休みなく通し営業している松本からあげセンターにて山賊焼きにラーメンを食す。美味しかったのだがレモンサワーまでのんでしまい、このあと行った夕食があまり食べられなかったのは計画にミスがあったなって反省している。
翌朝は、ホテルから松本美術館近くにある栞日まで歩いて行ってコーヒーとトーストのモーニング。ブックカフェであり、ギャラリーも併設しているこちらのカフェはゆったりとした時間が流れていて、昨日の暴飲暴食やちょっとした二日酔いを反省したくなるほどに素敵な場所だったな。今回はあまり時間がなかったのだがまた訪れたい場所だ。
2日目は安曇野方面へ軽くドライブ。道の駅まつかわで買いものをして、安曇野翁で絶品の蕎麦を食べて大雪渓酒造の酒蔵にいき一緒にいった友人は日本酒の試飲をしていたが僕は車の運転があるのでできずその辺を散歩していた。しかし、このときみた空のいろを鏡のようにうつしこむ水田とその向こうにみえる北アルプスの風景は心揺さぶられるくらい感動する風景だったな。この風景をみるためにまたここへ来たいと思える場所だった。
そして松本市にもどってきて松本市美術館が単独開催していた草間彌生の「ALL ABOUT MY LOVE 私の愛のすべて」をみてきたのだが、これだけの規模の展示を単独開催しているのにおどろく。常設展ともうまくつながった世界観が構成されており、たまたまのタイミングだったけれど観ることができてよかった。
夕方前には松本を出発して帰路につく。どうでもいい話だが夕暮れどきに車のなかでひさびさに聴いたJAMES IHAのやさしい感じの楽曲が風景とリンクしているような感じがあって旅のしめくくりにしっくりくる感じだったな。春というには暖かすぎるし、初夏というには気持ちのいい天気もふくめて本当にいい信州旅だった。
この旅の記録:春と初夏の間、5月の信州旅。(2018年5月)
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