11月の連休にあわせた秋の佐賀旅行の3日目。最終日。
この日は佐賀バルーンフェスを観に行くために朝5:30には起きて出発。佐賀駅から電車に乗って佐賀バルーン駅には6:30には到着したものの、なんと!バルーン競技は中止となってしまった。
天気がよくても雨の次の日は気流が悪くてバルーンを飛ばせないことが多いみたいだ。
ということで、早朝のバルーン会場で飛ばない気球を眺めているのも何なので、佐賀駅に戻って、こちらの友人の車にのって干潟よか公園で有明海の干潟を観に行ってみることにする。こういうときは気分を切り替えて楽しむことが重要だ。
干潟よか公園ではちょうど、シチメンソウが紅葉している時期で、干潟を背景に美しく色づいていた。でも、僕が一番美しいと思ったのは有明海の干潟にいた小さな鳥たち。群れとなっていっせいに飛び立ち反転をしたりする姿は巨大な鳥のようでもあり、自然が作るアートだなと感動した。
朝食は佐賀駅に戻ってきて和蘭豆(らんず)という喫茶店で食べる。いわゆる喫茶店のモーニングなのだが、ちゃんとしたコーヒーを出してくれるしノンビリ出来るのでおすすめ。
しかし、その後もっとすごい珈琲店に巡り会うことになる。
佐賀市郊外にあるいずみや珈琲は、自家焙煎のコーヒー豆専門店なのだが、ここの焙煎はまさに焙煎師ともいえる人が心を込めて丁寧な仕事をしているなあ・・と実感できるくらいに美味しいものだった。それでいて、昨今のコーヒー豆の急騰が関係ないようなこの金額は安すぎるだろうというくらいに良心的。おいしくて、それで安いというこれ以上ないところだった。
ランチは「旬菜中華屋 龍房」にて、佐賀ちゃんぽんを堪能する。長崎ちゃんぽんと比べて野菜が多くて、優しい味のちゃんぽんはまさに佐賀の土地ならではだなあ・・と思う。こういうご当地料理って好き。
ランチを食べて佐賀をあとにして、特急で福岡まで約1時間の道のり。結構近いんだよな。
福岡についてから、メールでジェットスターの搭乗予定の便が1時間ほど遅延する見込みという連絡が入ったので、天神まで出てのんびり遊ぶことにする。
まずは天神地下街を通り抜けて岩田屋へ。ここの地下街の通りはすごく好きなところで、通り抜けるだけでも心躍る楽しさがあるな。
岩田屋は、地下の食品売り場であれこれ眺めてみたのだが、日本酒はパスして「いりこだし」を買ってみた。これで鯛茶漬けとか作るとおいしいんだよねえ。もうはやく家に帰って作ってみたいくらいだ。
買い物疲れは、モンブランという洋菓子店に併設されているカフェでひと休み。懐かしいモンブランを味わいながら時間をつぶして過ごす。飛行機の遅延っていうのも、たまにはいいものだ。
そして、さらにまだ時間があったのと夕食のタイミングを逃しそうだったので、はやめに食をとるべく天神の一蘭にて本場のとんこつラーメンを食べる。味が濃いけれど、ここのラーメンはうまい!
まだまだ福岡に滞在したい気持ちがありつつも、そろそろ飛行機は出発する時刻。福岡空港に向かう。それでも、天神から空港までは地下鉄で15分もあれば着いてしまう距離なのが素敵だ。新しい空港になるとずいぶん不便になりそうだなあ。
福岡空港はジェットスター便以外にも遅延が発生しているみたいで大混雑。僕が乗る予定の便は当初90分くらいの遅延だったのが、なんのアナウンスもなくするっと2時間以上遅延してしまった。このまま福岡泊も悪くないとか思っていたところ出発。
結果2時間遅れぐらいで成田空港について、疲労困憊で帰宅した。
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