中津にある通称「赤壁」なお寺、合元寺に行ってきた。

大分の中津はから揚げや鱧以外にも見どころがある街なのです。古くからある城下町で、大河ドラマでも取り上げられた黒田官兵衛のふるさとでもある。いくつか見どころのある場所があるので、食休みがてらというか観に行ってみることにした。

中津の旧市街地のなかにひっそりとある通称「赤壁」と呼ばれる合元寺は、この赤く塗られた壁面がすごく特徴あるお寺となっている。この壁は推察される方もいるとおり、血で染まった壁が落ちなくなったので、赤くしているという話しが残っている。

赤い壁が強烈なインパクトある
それほど大きな寺院ではない

黒田氏が前領主である宇都宮氏を中津城で暗殺したあと、残った敵対勢力である家臣たちがこのお寺を拠点として奮戦して殺害された寺院ということで、鎮魂のための菩薩堂で祀られている。

敷地としてはそれほど大きなお寺ではなくて、住宅街にある趣あるお寺という感じ。境内の階段にすわって庭を眺めたりしていても、昔起きた出来事が想像つかない静かでのんびりとした場所だ。外から眺めるちょっと強烈な赤い壁と、お寺の境内から眺めるのんびりした風景のギャップがある。

境内には刀傷がある柱もあるらしいのだが、見つけられず。いまは田舎で長閑なこの場所でのんびりするのも悪くはない。

歴史を感じる建物
階段に座ってのんびりと庭を眺めたりしていた

赤壁 合元寺
住所:大分県中津市寺町973


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