[浅草]「餃子の王さま」は最高の触感を残す野菜餃子だった

東京で美味しい餃子を食べ歩いているのだけど、浅草にも老舗があって行ってみた。店名の「餃子の王さま」ってなんだか似たような名前のチェーン店があるなと思ってしまうのだが、全然関係なくて創業は1954年(昭和29年)と60年以上もつづく浅草の名店のひとつだ。神保町のスヰートポーヅが1936年(昭和11年)からやっていて相当な老舗だなと思ったのだが、ここも十分に長生きしているお店だ。

「餃子の王さま」へのアクセス

メトロ・東武の浅草駅から歩いて7-8分というところ。仲見世商店街と平行に走る隣のアーケードがついた商店街にある。見た感じは街の中華料理店という雰囲気、メニューのラインナップもそんな感じ。ランチ時とかは並ぶことが多い観光名所でもある。

お店の外観

「餃子の王さま」について

名物である「王さま餃子」はほぼ野菜の餃子だけど、ほんの少し入ったひき肉の旨みが餃子の味わいを引き締めている。キャベツメインでニラとニンニクが入っているのだが、とろっとした食感があってまさに餡という雰囲気。餃子のパリッとした食感と中身のとろっとした餡の具合が絶妙に美味しい。

小ぶりの餃子なので何個でも食べたくなる。さっぱりしていて「ぎょびー」(餃子にビール)にもぴったりだ。自家製の辛味があるラー油ともよくあう。

王さま餃子
野菜メインでとろっとした餡がうまい

もうひとつの餃子である「肉餃子」は「餃子の王さま」とは真逆のひき肉たっぷりの餃子で、豚肉のひき肉に玉ねぎとニラと少しショウガがアクセントで入っている。これは餃子でもあるし、ボリューム感はもっと違う料理のようでもある。肉の旨みを存分に味わえる見た目以上にボリュームがある一品だ。これは食べ比べてみてこそだなあって思う。

肉餃子
ジューシーな豚肉がぎっしり。食べ応えある。

「王さま餃子」だけだとさっぱりしすぎているかなと思ってしまうし、このうまさは肉餃子を食べてこそといえるかもしれない。王さま餃子、毎週でも食べに来たくなる食べ飽きない定番の餃子だなと思う。ちょっと高いかなあと思わなくもないが、浅草でランチするときには候補にいれていいと思う。とくに餃子好きならばぜひ。

餃子の王さま
住所:東京都台東区浅草1-30-8
時間:11:15-14:45,16:00-20:45
休み:火曜


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