ノンバーバルパフォーマンス「ギア -GEAR- Ver.3.00」をみてきた

今年の2月に京都へ来たときに観て、かなりの衝撃をうけたギアという舞台。その新しいバージョンの上演がはじまったので観てきた。これが今回の旅の目的だったりします。

ギアを知ったのは友人のおすすめで、どんなものなのかよく分からないまま観に来たのだが、言語を使わないノンバーバル パフォーマンスな舞台で、子供や外国人でも楽しめる内容だった。

ブルーマンとかStompとかそういった舞台と同じような雰囲気。とくに、ちょっとした合間のかけ合いとか、客席との一体感とか、とくにブルーマンが好きな人であれば絶対はまるんじゃないかって思う。

劇場は三条御幸町のART COMPLEX 1928(カフェ アンデパンダンが入っている建物の三階)で、アクセスしやすいところにある。客席は100席で最前列はなんと舞台とつながっているという至近距離で息づかいも聞こえてきそうなくらい。

チケットは前売りで買っても電話で買ってもその時点では席は決まっておらず、開演1時間前に劇場にてチケットと引き替えに席を決めることになるので、そのときまでには劇場へ来ておきたいところ。席を決めたら時間があまるので近くのカフェなどで少し時間つぶしたりするといいと思う。

ということで、今回のVer.3のギアの舞台。キャストのパフォーマンスのクオリティの高さに感動するし、そしてプロジェクションマッピングの迫力に圧倒される。小さい劇場ながら、こんなすごい技術惜しみなく投入しちゃうなんてちょっと贅沢すぎるだろう、とか思ってしまうくらい。プロジェクションマッピングだけでもチケット代の元が取れるな・・とかけちくさいこと考えてしまう。

キャストのパフォーマンスは最初のうちは緊張感がこちらにも伝わってくるくらいで「おお・・がんばれ」とか思ってしまったが、徐々にあたたまってきてからはもう一気に展開していきます。ところどころに入る笑いの要素がいかにも関西って感じで楽しい。

そして、ラストは圧巻。紙吹雪のようなものが飛んでくるかもしれませんが、その紙吹雪も拾ってみてみてください。ディテールまでこだわっているなって思うから。舞台のストーリーなどはここで細かくふれてもってところだけど、怒濤の勢いで展開したあとのラストシーンもまた心に残るものがあります。

日によって出演するキャストが変わって、そしてキャストによって細かいパフォーマンスの内容が変わるので何度観ても楽しめる。僕はすでにこれで3回観たのだけど「あ、こんな雰囲気変わるんだ」って思うくらい。

僕としてはこれを観るために京都へ行く価値があるって思うくらいおすすめです。ぜひぜひ観てみてください。

ギア – GEAR –


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