満田屋で会津郷土料理の味噌田楽を楽しむ。

末廣酒造でほろ酔い気分。夕食の時間まで少し時間があるので町を散歩していた。酒蔵のある七日町のエリアは古くからある旧市街地で趣がある。

近くに会津の味噌をつくっているお店があるというので来てみたのが満田屋。ここも創業は江戸末期ということで100年以上の歴史があるところみたいだ。なんだかもう建物自体が文化遺産みたいな雰囲気すらある。

お店入って手前側は味噌や加工品などを取り扱う店舗になっていて、お店の奥は囲炉裏があって飲食ができるようになっている。これが、ちょっと取りあえずという感じではなく、わりとしっかりとしたサービスになっている。なんとお酒まで飲めるのです。

満田屋、建物が渋い
お店の奥は囲炉裏のある飲食スペース、日本酒いただきます。

ということで、ちょっと待ったけれど囲炉裏前の席を確保。味噌田楽とは味噌をつかった食材を囲炉裏の火でじっくりを焼き上げる料理なのだけど、いろいろな種類がある。ということで迷ったら主要7品がセットになっているコースにするのがよい。

とくに美味しかったのは、この土地の名物であるご飯を半つぶしにしてお餅状にした「しんごろう」と山椒味噌を塗った「身欠きニシン」かなあ。もちろん定番のこんにゃくも美味しいのだが、囲炉裏の遠火でじっくりを自分の料理が出来るのをまっている、この眠たげな時間をお酒飲みながら待っているのが幸せを感じる。春とはいえまだ肌寒い会津であたたかい料理を食べるというのもよい。

味噌田楽コース、こんにゃく
豆腐あげ
しんごろうと身欠きニシン、これが美味しかった

コース料理とはいえ手軽なものなので、ちょっとしたおやつみたいにして食べる感じだろうか。とはいえ、この手軽さもまた来たくなるところだ。お店の予約はできないので当日行ったとき次第にはなってしまうけれど、建物の雰囲気は接客してくれる人たちのあたたかい会津弁を聞いたり、とにかく雰囲気がよくて美味しいお店です。

満田屋
住所:〒965-0042 福島県会津若松市大町1丁目1−25
時間:10時30分~16時30分
休み:水


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