「肉の庄治郎」は会津馬刺し発祥のお店。

会津鉄道で会津若松に到着する一つ手前の七日町駅で降りる。会津若松の繁華街はどちらかというと七日町のあたりな感じがする。狭い通りの両側にお店がひしめいていたりする。

ここで降りたのは会津馬刺しを食べてみたかったから。七日町駅から歩いてすぐのところにある「肉の庄治郎」は看板に会津馬刺し発祥の店と書かれていて、会津で馬刺しといえば辛味噌をつけて食べるスタイルをつくりだしたところらしい。創業は大正6年(1917年)というから、すでに100年以上の歴史がある。すごい老舗だ。

とはいえ、外観は普通のお肉屋さんという感じで、ここが馬肉専門店とかいう感じはあんまりない。なにが一般的な馬肉店なんだといわれても困るけれど、とにかく普通な感じ。

肉の庄治郎

お店にお客さんいないから入るのにちょっと緊張したのだが、買ったものを店内で食べることも可能なのがちょっと楽しい。今回は時間がなかったので自宅への発送だけにしたのだが、次に来たらお店で食べてみよう。

会津の馬肉は全体的に赤身がきれいで脂身のサシが少ない感じがする。熊本の馬肉とかと比べてかなりさっぱりしている。だからこそ、刺身で食べたときに肉の旨みがかなりある。臭みはないっていう話しもあるが、まあ生肉苦手な人は避けた方がいいのかもな。

脂肪分の少ないきれいな赤身の馬肉です

とはいえ、このつけあわせの辛味噌が馬肉特有の臭みをうまく消し込んでくれて、さらに美味しさを増してくれる感じがある。肉自体がさっぱりしているから、このくらい力強い味付けの方がいいんだろうな。

会津で馬刺しという印象はあまりなかったのだが、ものすごく美味しくてびっくりした。馬刺し好きならば熊本だけではなく、会津まできてみて試してみるのもいいと思う。そしてここの肉はオンラインでも販売しているのでいつでも会津若松の馬刺しを楽しむことができる。

肉の庄治郎
住所:〒965-0045 福島県会津若松市西七日町1−15
時間:10時00分~19時00分
休み:日曜日


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